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今年の頂点に輝くゲームを予言せよ!
ゲーム界最大の祭典、The Game Awardsとは
「118ミリオン」――これは、2023年のThe Game Awards(ザ・ゲーム・アワード)の世界累計視聴者数です。ハリウッドのアカデミー賞の6倍以上という驚異的な数字が、このイベントの影響力を物語っています。
毎年12月、ロサンゼルスで開催されるThe Game Awards。「ゲーム界のアカデミー賞」と呼ばれるこのイベントは、単なる授賞式を超えた、エンターテインメントの祭典として進化を続けています。この賞の創設者でもあり司会を務めるジェフ・キーリー氏の「World Premiere(世界初公開)」という決め台詞とともに、新作ゲームのお披露目や、大物クリエイターたちによるサプライズ発表が行われ、世界中のゲームファンを熱狂させているのです。
このイベントが注目される理由は、その権威の高さにもあります。審査には世界各国のゲームメディアや影響力のあるクリエイターたち約100名が参加。さらに、一般ファンの投票も審査に反映される仕組みとなっており、業界とファン、双方の視点を取り入れた評価が行われています。
また、The Game Awardsでの受賞は、ゲームの売上にも大きな影響を与えます。2022年に「Game of the Year」を受賞した『Elden Ring(エルデンリング)』は、受賞後の売上が約30%増加。まさに、一本のゲームの運命を変えうる影響力を持っているのです。
そして2024年、The Game Awardsは10周年という記念すべき年を迎えます。例年以上の盛り上がりが予想される中、果たして「Game of the Year」の栄冠は、どの作品の手に渡るのでしょうか?
今年のGame of the Year候補を紹介
今年のGame of the Year候補は、まさに「多様性の祭典」と呼ぶにふさわしい顔ぶれとなりました。大作から意欲作まで、それぞれが独自の魅力を放つ6作品をご紹介します。
『アストロボット』は、PlayStation 5向けに開発されたプラットフォームアクションゲーム。プレイヤーが直感的に操作できるプラットフォームアクションを提供し、特にDualSenseコントローラーのハプティックフィードバックやアダプティブトリガーを活かした体験が評価されています。遊び心いっぱいの仕掛けの数々に、世界中のプレイヤーから称賛の声が寄せられています。
『Balatro』は、トランプゲームの概念を覆す革新的な作品。プレイヤーはポーカーの役を作りながらスコアを稼ぎ、様々な障害をクリアしていくことが目的です。ポーカーの基本的なルールを知っていなくても楽しめるように設計されており、初心者でも簡単に始められる点が評価されています。
『黒神話:悟空』は、中国の古典文学『西遊記』を基にしたアクションRPG。プレイヤーは「天命人」と呼ばれるキャラクターを操作し、孫悟空の復活を目指す旅に出ます。西遊記の世界観を壮大なスケールで描き、東洋の神話と最新のゲーム技術を融合させた圧倒的なビジュアルで、世界中のゲームファンを魅了しました。
『エルデンリング Shadow of the Erdtree』は、昨年大ヒットを記録した『ELDEN RING』の拡張コンテンツ。元の『ELDEN RING』の成功を受け継ぎつつ、新たな要素を加えることで、プレイヤーに新しい体験を提供したことで、原作以上の高評価を獲得。DLC(追加コンテンツ)ながらGame of the Year候補に選ばれる快挙を成し遂げました。
『ファイナルファンタジーVII リバース』は、名作の新たな解釈に挑んだ意欲作。オリジナルのストーリーを尊重しつつ、新たな要素やキャラクターの背景を追加することで、既存のファンだけでなく新規プレイヤーにも魅力的な体験を提供。現代のゲーム表現を駆使した演出で、古くからのファンと新規プレイヤーの双方から絶賛を浴びています。
『メタファー:リファンタジオ』は、アトラスが開発した完全新作のファンタジーRPGで、個性的な世界観とストーリーテリングが特徴的。緊迫感のある政治的陰謀や人間関係の葛藤を中心に展開される独創的な物語で、「ペルソナ」シリーズの開発陣が手がけた新境地として注目を集めています。
今年の候補作品群の特徴は、「伝統と革新の共存」にあります。伝統的なゲーム体験を現代的に解釈した作品から、まったく新しいジャンルを切り開こうとする意欲作まで。この多様性こそが、現代のゲーム産業の豊かさを物語っているのかもしれません。
歴代受賞作品から見る傾向
The Game Awardsの歴代受賞作品を振り返ると、ある興味深いパターンが浮かび上がってきます。単なる商業的成功だけでなく、「ゲーム表現の新境地を開拓した作品」が高く評価される傾向にあるのです。
過去5年の受賞作品を見てみましょう。
2023年:『バルダーズ・ゲート3』
従来のRPGの概念を覆す自由度の高さと、プレイヤーの選択が物語に大きく影響する革新的なシステムが評価されました。販売本数は約1500万本に達する大ヒットを記録しています。
2022年:『Elden Ring』
オープンワールドという形式に、新たな探索の喜びをもたらした意欲作。従来の難解なゲーム性を保ちながら、誰もが楽しめる工夫が施されていました。世界累計販売本数は2500万本を突破。
2021年:『It Takes Two』
「協力プレイ専用」という制限を逆手に取り、2人で遊ぶからこそ生まれる感動を描いた意欲作。中規模予算ながら、独創的なアイデアで大賞を手にしました。
2020年:『The Last of Us Part II』
ゲームならではの手法で重厚な物語を紡ぎ出し、「ゲームは芸術になりうる」ことを証明。社会的なメッセージも含め、幅広い層から支持を集めました。
2019年:『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』
日本の忍者をモチーフにしながら、世界で通用するゲーム性を確立。緻密な剣戟アクションで、新たなジャンルを確立しました。
これらの受賞作品から、以下のような選考のパターンが見えてきます:
「革新性」の重視……単なる続編や既存作品の焼き直しではなく、何らかの形で新しい価値を提供している作品が選ばれています。
「普遍的な魅力」の存在……コアゲーマーだけでなく、幅広い層に訴求できる要素を持っていることが重要視されています。
「完成度」へのこだわり……発売後のアップデートではなく、発売時点での完成度の高さが評価されています。
そして興味深いのは、必ずしも「最大の予算」や「最新の技術」を持つ作品が勝利するわけではないという点。むしろ、限られた予算や技術の中で、いかに創意工夫を凝らしているかが重要な評価ポイントとなっているのです。
まとめ:あなたの予想は?
12月13日、ロサンゼルスの地で10周年という記念すべき瞬間を迎えるThe Game Awards 2024。例年以上の接戦が予想される今年のGame of the Yearは、革新性、完成度、そして普遍的な魅力という3つの要素が、受賞の鍵を握っているかもしれません。さあ、あなたはどの作品に栄光の座をプレゼントしますか?予言者としての直感を信じて、大胆な予測に挑戦してみましょう!
判定方法
当日の発表をもとに判定します。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございましたー!