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2025年大納会、終値は4万円台定着?
注目集まる2025年末の日経平均株価
バブル経済が終わりを迎えてから30年以上が経過した日本の株式市場で、いま新たな歴史が動き出そうとしています。
2024年、日経平均株価は約34年ぶりに3万9894円54銭で取引を終えました。年末の終値としてはバブル期以来35年ぶりの最高値を更新。1989年末の最高値3万8915円87銭を上回る結果となりました。
そんな中で迎える2025年末の大納会。この日の終値は、日本経済の転換点となるかもしれません。
振り返ってみると、バブル期以降の日本株式市場では、いくつもの「壁」が存在してきました。2万円の壁、3万円の壁…。そして今、市場が挑もうとしているのが「4万円の壁」です。
この4万円という数字には、単なる通過点以上の意味があります。それは、日本企業の実力が、ついにバブル期の幻想的な株価に追いついてきた証とも言えるのです。
世界有数の時価総額を誇るトヨタ自動車、世界シェアの高い半導体製造装置のメーカー、確かな技術力を持つ電機メーカーたち。彼らの着実な成長が、4万円台という新たな地平を切り開こうとしています。
株価予測の3つのポイント
2025年末の株価を予測するには、いくつかの重要なポイントがあります。私なりに整理してみると、大きく3つの視点から考えられそうです。
1つ目は、2024年からの相場の流れです。日本株式市場は、企業の構造改革や株主還元の充実、コーポレートガバナンスの強化などを背景に、着実な上昇基調をたどってきました。この流れが2025年にどう続いていくのか。特に、日本企業の「稼ぐ力」が定着してきたことは、大きなプラス材料と言えそうです。
2つ目は、世界経済の動向です。グローバル化が進んだ今、日本の株式市場は世界の経済状況と切り離せない関係にあります。アメリカの金融政策、中国経済の動き、そしてAIなど新技術の発展が、大きな影響を与えるでしょう。特に、各国の中央銀行による金融政策の方向性は、株価を左右する重要な要素となりそうです。
3つ目は、国内企業の業績予想です。株価は企業の実力を映す鏡。製造業の国際競争力、サービス産業のデジタル化の進展、そして人手不足対策としての省力化投資など、様々な要因が企業業績に影響を与えます。特に注目したいのは、日本企業の海外展開。世界市場でのシェア拡大が、業績を大きく左右する可能性があります。
過去の大納会から見る株価の特徴
大納会、つまり年末最後の取引日の株価には、面白い特徴があるんです。
まず、年末の株式市場には「お化粧相場」と呼ばれる現象が見られます。これは、機関投資家が運用成績を良く見せるために、保有する株式の価格を押し上げようとする動きのこと。12月に入ると、このような動きが強まる傾向にあります。
でも、この傾向も年によって違いがあるんですよ。たとえば、世界的な金融危機があった2008年の大納会では、お化粧どころではありませんでした。逆に、経済対策への期待が高まった2012年末は、力強い上昇を見せました。
特に注目したいのが、節目の年の動きです。1988年末から89年にかけては、バブル経済の最盛期で、年末から年始にかけて大きく上昇。2013年末も、アベノミクス相場の真っ只中で、年末の勢いが年始まで続きました。
そして今、私たちは新たな節目の年を迎えようとしています。2024年に4万円の大台に迫る流れを受けて、2025年末はどんな相場になるのでしょうか。過去の経験則からすると、大きな節目を越えた後は、その水準が新たな支持線として機能することが多いんです。
ただし、これはあくまでも過去の傾向。相場は生き物、予期せぬ出来事で大きく変動することもあります。だからこそ、予測する楽しさがあるのかもしれません。
以上の流れを踏まえて予言者の皆さん、ぜひとも2025年末の株価、東京証券取引所の大納会における終値を予言してみてくださいね。