
「出題時点では答えが存在しない出来事を予測するコンテンツ」と、このサイトの管理にである私(未来ヨム)が独自に判断したものを、公開時期が古いものから順に紹介しています。
※独自の判断により、一部、TV番組などで「放送までは関係者が答えを漏らすことがないタイプ」のコンテンツも紹介しています
※ここに記された内容は、このサイトの管理人(未来ヨム)がネット上で見つけて「これは未来予測系コンテンツらしい」と判断して掲載しています。そのため、実際のコンテンツの内容とは違う可能性があることをご了承ください。
1987年1月~1994年1月 ニッポン大予想(朝日放送・テレビ朝日系)
その年に起こるであろうさまざまな出来事をその年のお正月(収録は前の年の年末)に大予想する。
政治・経済・社会・スポーツ・文化・自然現象とジャンルを分けて占いやその分野に詳しい専門家による予測をしていた。(Wikipediaより引用)
ネット上で確認できた、未来を予測する形式のTV番組では最古。
後述する「クイズ☆正解は一年後」と同様のコンセプトの番組が、昭和の時代に作られていたのですね。
★1988年〜運営中 Iowa Electronic Markets(IEM)
※ネットの情報のみ。サイトは確認できませんでした
米国アイオワ大学タイピー経営大学院の教員グループが1988年に設立した、世界最初の予測市場プラットフォーム。政治選挙の結果・経済指標など公的に検証可能な未来の出来事を対象に、参加者が資金(1人あたり上限500ドル)を使って「契約」を売り買いすることで、事象の起きやすさを価格として可視化する。利益を目的としないアカデミックなプロジェクトとして運営されており、蓄積されたデータは世界中の研究者に提供されている。選挙予測の精度では世論調査を上回ることも多く、「集合知で未来を当てる」という概念の礎を築いた存在。
【未来ヨムの独り言】
1988年といえば、日本では「ニッポン大予想」が放送されていた年。当時のアメリカで、大学の先生たちが「みんなでお金を出し合って未来を予測する場所」をすでに作っていたと知って、なんだか驚きました。「楽しく未来を当てよう」というエンタメの世界とは一線を画しますが、「集合知で未来をのぞく」という核心は今の予測市場アプリやゲームと変わらない。IEMは、私たちが楽しんでいる未来予測コンテンツ全体の、知らないうちのルーツだったんだなあ、と気づかされます。
ちなみにこのIME、予言者育成学園のような「みんなで未来予測して楽しむ」コンテンツというよりは、学術アーカイブとか集合知研究のための資料という役割の方が強いです。大学の研究プロジェクトであって、営利サービスではないことがこのページで紹介している多くの未来予測系コンテンツとは大きく違うといえますね。
1991年4月~1992年3月 TVブックメーカー(フジテレビ)
イギリスのギャンブルの胴元、ブックメーカーをヒントに立てられた企画で、毎週オッズメーカーと3人のベッター(賭ける人)との一進一退の攻防が展開される。
毎週、これから結果が出るニュース、イベント、雑誌の記事などから2つの題目を立て、それについて賭けを行う。(※Wikipediaより引用)
パッパが最初に体験~~というか視聴した「未来予測クイズ系コンテンツ」。
「毎週2問」「1週間以内に結果が出る出来事を予測」「翌週の放送で答え合わせ」を深夜の地上波で1年間、日本で初めて行ったTV番組だと思われます。
当時の出題内容も「(出題当時)海部内閣の5月での支持率は?」「F1サンマリノグランプリでの、中嶋悟選手の順位は?」「1998年冬季オリンピック開催地に決まるのはどこか?」など、未来クイズわ~るど!が参考にさせてもらっている問題がいくつもあります。
1998年10月~1999年3月 デリバティブTV(テレビ東京)
ブックメーカー(出題者)とパネラー(予想家)が放送直近に開催予定のイベントやその時期に起こるとされている出来事について推理していた深夜番組。
フジテレビの『TVブックメーカー』の流れを汲む、ある一つの事柄や出来事の結果を予想するクイズ番組で、司会は元・関西テレビアナウンサーの杉本清氏。パネリストとしてダンカン氏、いとうせいこう氏、リサ・ステッグマイヤー氏らが出演していました。
番組の最大の特徴は、文字通り「未来を予測して賭ける」点にあります。出演者には番組内通貨「TX」が与えられ、番組が提示する独自オッズに対して自分の予想をベットし、的中すればTXが増え、外れれば回収されるというルールでした。
まさに「予言テスト」の先駆け的な要素を持っており、さらに当時としては画期的だったのが「インターネットを通じた視聴者参加」です。番組公式サイトでは、スタジオで出題される問題のほかにネット専用の問題も用意されており、成績優秀者には海外旅行などの豪華賞品が贈られていたようです。
【出題内容の一部】
「(1998年)横浜ベイスターズがリーグ優勝した際、権藤監督は何回胴上げされるか?」
「(1999年1月31日)日本橋東急百貨店の閉店日の入場者数は何人か?」
『TVブックメーカー』のスピリットが、放送局を越えてテレビ東京でも受け継がれていたのですね。 特に「胴上げの回数」や「デパートの入場者数」といった、誰も答えを知らないけれど数日後には必ず明確な数字が出る絶妙なラインの問題設定は、私たちが大好きな「未来予測クイズ」の醍醐味が詰まっていると感じます。杉本清さんの実況を交えた答え合わせは、さぞ盛り上がったのではないでしょうか。
2005年〜2010年頃 予測市場サイト「わらび(Warabi)」/「わらびー(Waraby)」
日本における「予測市場(Prediction Market)」の草分け的存在といえる実験的なサイト群です。 主に同志社大学の三木光範教授の研究室などが中心となって開発・提唱した予測市場システム「わらび(Warabi)」をベースにしていました。
参加者は仮想通貨(ポイント)を使用し、将来起こる出来事(国政選挙の結果、プロ野球の優勝チーム、日経平均株価、明日の天気など)に対して、提示された選択肢にベット(賭け)を行います。 最大の特徴は、「マーケット・スコアリング・ルール(MSR)」という高度な数理モデルを採用していた点です。これにより、参加者が少ないニッチな問題でも、システムが自動的にオッズを調整して常に取引を可能にする(流動性を確保する)仕組みを実現していました。
その後、このシステムをより一般向け・娯楽向けに展開したサイトとして「わらびー(Waraby)」などが運営されていました。
【出題内容の例】
「2005年衆議院総選挙で、自民党は何議席獲得するか?」
「今年の日本シリーズを制するのはどの球団か?」
「明日の東京都心の最高気温は25度を超えるか?」
━━私・未来ヨムが思うに、この「わらび」という名前は、予測市場の仕組みを「わらび餅」のように柔軟で粘り強いものにしたい……という願い(あるいは単なる愛称)から来ているのかもしれません。「わらびも」という呼び方も、このシステム名や運営初期のコミュニティ内で使われていた通称だと考えられます。
【未来ヨムの独り言】 2000年代の「わらび」は、現在の「予言者育成学園」や「クイズ☆正解は一年後」のようなエンタメ重視のコンテンツとは少し趣が異なり、「集合知の正確さを検証する」というアカデミックな熱気に満ちていた(とのこと)。かつての「わらび」を知る人が、時を経て『予言者育成学園』に出会い、再び「未来を当てる楽しさ」に目覚める……そんな系譜を想像すると、なんだかワクワクしてしまいますね。
2010年〜2023年 PredictionBook
Tricycle Developmentsが2010年に開設した、個人の予測を記録・追跡するためのウェブプラットフォーム。予測を登録するとき「どのくらい確信しているか(%)」も合わせて記録する仕組みが特徴で、結果判明後に正解・不正解を入力すると、自分の予測精度(キャリブレーション)をグラフで確認できる。非公開・特定ユーザー公開・完全公開の3段階で管理可能で、個人の予測日記としても、知人とのシェアにも使えた。2024年1月に閲覧専用モードへ移行し、後継のFatebook.ioへの移行が推奨されている。
【未来ヨムの独り言】
「当たったかどうか」だけでなく「どのくらい自信があったか」まで記録できる、というのがPredictionBookのユニークなところ。「70%の確信で予測したことが実際に70%の確率で当たっているか」を統計で確認できる、いわゆる「キャリブレーション」の発想、奥が深いんですよ。未来予測クイズを「面白いから当ててみよう」という楽しみ方の次に、「自分はどれくらい未来を正確に読めているのか」を追いかける楽しみ方があるんだと気づかせてくれます。2024年に新規投稿ができなくなったのは惜しいですが、その文化はちゃんとFatebook.ioに受け継がれているのが救いです。
★2013年12月~放送中(最新回2023年12月30日) クイズ☆正解は一年後(TBS系)
1月の収録で「今年起こりそうなこと」を予想するクイズを出題・回答し、約1年後の同年12月末に答え合わせを行い、ポイントを競う番組。
年末の部分は生放送で行われ、1月収録分に出演したゲストがスタジオで1月収録のVTRを視聴する形で進行される。(Wikipediaより引用)
バラエティに特化した未来予測系コンテンツ、2022年の段階で放送10回(つまり10周年)を数えていて、この類の現役コンテンツとしては最長かもしれません。
【出題内容の一部】
「結婚する芸能人は?」「プロ野球日本一はセ・リーグ?パ・リーグ?」「サザエさんで放送されるタイトルは?」
★2014年頃〜運営中 PredictIt
※ネットの情報のみ。サイトは確認できませんでした
ニュージーランドのビクトリア大学が学術目的で設立した、政治イベント特化型の予測市場。主に米国の選挙・政策・政治的出来事を対象とし、参加者が「Yes/No」形式の契約を購入して未来を予測する。1マーケットあたりの投資上限は850ドル・参加人数は5,000人に制限されており、学術研究向けのデータも公開されている。2025年9月にはCFTC(米商品先物取引委員会)による正式認可を取得し、規制された取引所として運営するステージへと移行した。
【未来ヨムの独り言】
「選挙の結果を当てる」って、実はすごく純粋な未来クイズだと私・未来ヨムは思っています。開票日まで誰も確実な答えを知らないし、発表されたらはっきり答えが出る。PredictItはその「政治の未来クイズ」を実際のお金で楽しめる場所として、長年愛されてきたサービス。アカデミックな生まれながら2025年に正規取引所として認可されたニュースは、「未来を当てることに価値がある」と社会が認め始めた証拠みたいで、なんだか感慨深い。日本でも「政治系の未来予測クイズ」が気軽に楽しめる場所があったら、選挙や政治にもっと興味を持つ人が増えるかも……と夢想してしまいます。
★2015年1月~放送中(最新回2023年1月2日) THE的中王(中京テレビほか)
最も当たる占い師=「的中王」の称号をかけ、最強の占い師を決定する番組。
占い師が占ったことを後日答え合わせを行う。(公式サイトの情報、ネットの情報より)
確認できた中では「クイズ☆正解は一年後」に次いで長く現在も放送されている未来予測系コンテンツ。
放送局が少ない(中京テレビのほか福岡放送、札幌テレビ静岡第一テレビ広島テレビ)ので、視聴できるエリアにいる未来クイズ好きさん(?)はラッキーですね。
★2015年~運営中 Metaculus(メタキュラス)
科学技術、国際情勢、経済、公共政策など、多岐にわたる分野の未来予測を行う世界最大級のオンライン・プラットフォームで、単なる意見交換の場ではなく、「集合知」を数値化し、その予測精度を科学的に検証することに特化しているのが特徴。将来起こる特定の出来事に対して、参加者が確率や数値で予測を投稿します。
Metaculusは、単なるクイズやギャンブルではなく、不確実な未来に対して「最も可能性が高いシナリオ」をデータとロジックで導き出すための「認識のインフラ(Epistemic Infrastructure)」として機能しています。
★2015年9月~運営中 「Good Judgment Open (GJ Open)」
人間の予測精度を向上させることを目的とした、世界最大級の公開型予測プラットフォームです。個人の予測スキルを磨き、集団の知恵(Wisdom of the Crowd)を活用するために運営されています。
GJ Openは単なる予測サイトではなく、「予測精度を向上させるためのトレーニング場」としての側面を重視しています。
研究によれば、わずか45分から1時間程度の適切なトレーニングを受けるだけで、予測精度が6%から11%向上することが示されています。 GJ Openは、経験や直感に頼るのではなく、データと論理に基づいて未来を「計算」する技術を習得するための、最も権威ある場の一つとなっています。
【出題内容の一部】
「米連邦準備制度理事会(FRB)の次の一手はどうなるか?」
「特定の国で政治的な混乱や政権交代が起きるか?」
「アカデミー賞の作品賞を受賞するのはどの作品か?」
【未来ヨムの独り言】
2015年9月といえば、日本では翌年に『予言者育成学園』が誕生する直前という、まさに未来予測コンテンツの「夜明け前」のような時期ですね。私・未来ヨムが思うに、このGood Judgment Openは、私たちが楽しんでいる「予言テスト」の世界規模・本気版といえます。自分の予測が「ブライヤー・スコア」という厳格な点数で評価されるのは少し緊張しますが、データと論理で未来をこじ開けていく感覚は、国境を越えて共通のワクワク感があるのかもしれませんね。
2016年2月~2018年6月 予言者育成学園 Fortune Tellers Academy(スクウェア・エニックス)
ゲームの参加者は「予言者」と呼ばれ、未来(1週間~1か月後)におこる出来事に対して、最大8つの選択肢から、起こりうる未来を選ぶ。
(イベントが終わる、スポーツの大会が終了するなど)未来が確定したあとで答え合わせが行われ、正解or不正解が判明する。
━━私・未来ヨムが生まれたきっかけとなるコンテンツ(このサイトが作られたきっかけのコンテンツ)の説明なのですが、改めて紹介するとなるとなんだか難しいですね。
【出題内容の一部】
「アンパンパンのチカラがでなくなる原因は?」「気象庁が東京の桜の開花を発表するのはいつ?」
2016年10月・12月 未来予測!新年から生でやるクイズ(ABEMA)
“未来を的確に予想して動いたものが人生の勝利者となる!”をコンセプトに、数分後に結果が出ることを予測して、生放送の臨場感を楽しむ新感覚クイズ番組。(※ABEMAの紹介記事より引用)
生放送で実際に行われる数時間先の出来事を予想して当てるようです。
【出題内容の一部】
「大食いタレントは1時間の間に一体、何キロ太れる?」「明治神宮の初詣の様子」など
2016年10月~2015年9月 知力 VS 運力 VS 予言力! スカパー!160ch横断 未来予想クイズ(BSスカパー!)
「160chで放送されている番組内で、これから数分後に何が起きるのか?を生放送でクイズ出題し当てるため、放送中のチャンネルをサーフィンしながら楽しむ、地上波では絶対にできない新感覚なクイズの祭典」(ネット上の紹介記事より)
回答者は、知識は最強のクイズ王(知力)と、最強運を持った芸能人(運力)と、未来がわかる預言者(予言力)の3チーム。新感覚・未来型クイズバラエティー。
番組を紹介するいくつかの記事の内容から、取り上げました。
※実際の出題内容は未確認
2017年1月 〜あしたのニュースが楽しくなる予想バラエティ〜特報$ブックメーカー(テレビ朝日)
「2016年12月に起きるニュースの結果を予想。4人で毎週BETをおこなって優勝を争う。」その様子を翌年(2017年)の正月特番として放送していたようです。
【出題内容の一部】
「12月2日の定例会見で小池都知事が着る服の色は?」「中央線・高尾駅の「寝過ごし救済バス」12月第3金曜日の乗車人数は?」
2018年11月~2019年8月 4CAST
未来に行われる出来事に対して、3つの選択肢から選ぶ形式のクイズ。
『予言者育成学園』終了後しばらくしてからサービス開始が発表されたスマホでも遊べる未来予測系クイズコンテンツ。
参加者が問題を出題できる点も『予言者育成学園』と似ていた、と言えるかも?
★2018年〜運営中(※) Augur(オーガー)
※2021年~2024年に実質休眠状態に。2025年3月にリブート発表
2018年にリリースされた、イーサリアムブロックチェーン上で動作する分散型予測市場プラットフォーム。特定の運営者を持たず、スマートコントラクトにより予測の決済・賞金配布がすべて自動的に行われる。誰でも任意のテーマでマーケットを作成でき、Yes/No形式・カテゴリ形式・数値範囲形式など多様な問題タイプに対応。2020年にAugur v2として大幅リニューアルされ、安定した通貨(DAI)の採用や決済の高速化を実現。2025年には再度のリブートが計画されている。
【未来ヨムの独り言】
問題を出す人も、答え合わせをする人も、賞金を渡す人も、いない。全部、ブロックチェーンが勝手にやってくれる。それがAugurの一番ユニークなところで、ちょっとSFみたいでわくわくしませんか? テレビ番組やゲームアプリだと、どうしてもどこかに「主催者」が必要ですが、Augurにはそれがない。「誰でも問題を作れる自由」と「誰も管理しない透明さ」が両立している世界。2025年にリブートが計画されているというニュースは、この世界がまだまだ可能性を秘めていることを感じさせてくれます。
★2020年初頭~運営中 Polymarket(ポリマーケット)
ブロックチェーン技術を活用した世界最大の「分散型予測市場」プラットフォームです。2024年のアメリカ大統領選挙の予測において、従来の世論調査よりも迅速かつ正確に動向を反映したとして、世界的に大きな注目を集めました。
現在は、単に「賭ける場所」としてだけでなく、投資家や政治アナリストが「次は何が起こるか」を客観的に判断するための強力なデータソースとして活用、「世界最大の予測市場」としての地位を不動のものにしています。
【未来ヨムの独り言】
2020年という「未来が最も見えにくかった時期」に、あえて未来を予測するプラットフォームが生まれたのは、今思えば必然だったのかもしれません。最初は若き創業者の野心的な実験に過ぎなかったものが、数年後には大統領選の行方を左右し、さらには2026年現在の金融市場やメディアのあり方まで変えようとしている。このスピード感こそが、Web3時代の「予言」の面白さですね。かつての「TVブックメーカー」や「わらび」が目指した「集合知による未来の可視化」が、ブロックチェーンという翼を得て、ついに地球規模の巨大な仕組みになった……私にはそう見えています。
★2020年9月~2023年5月 未来予想クイズ(LuckyFM 茨城放送)
※公式サイトの内容から取り上げさせてもらいました
出題者も答えが分からないクイズを毎回4~5問程度出題されているようです。
「CDプレイヤーのランダム機能を使ってみたら何がかかる?」という問題が実際に出題されたことが、ネット上で確認できました。
2020年10月~2021年9月 みえる"ネオバズ"(テレビ朝日・ABEMA)
「番組から出される、放送から1週間以内に行われるスポーツ、芸能、時事などのお題に対し予想してもらう」コンテンツ。
毎週水曜日、第1週~第3週はABEMA、第4週にテレビ朝日で放送という形式をとる。(以上、Wikipediaより引用)
「毎週3問出題で1年間放送」「視聴者が参加できるクイズも出題」などなど、されていたそうです。今のところ、令和で放送されたかなり大きくて有名な未来クイズコンテンツかも?
番組公式のTwitterハッシュタグが「#みえる大予想」で、現在でもタグを検索数と当時のクイズ内容や視聴者の方々の楽しそうなつぶやきが確認できるのがいいですね。
★2020年〜運営中 Kalshi(カルシ)
2020年設立の、米CFTC(商品先物取引委員会)に正規認可された予測市場取引所。スポーツ・政治・経済・芸能・テクノロジーなど幅広いカテゴリを扱い、映画の興行成績・テレビ番組の視聴率・アカデミー賞の受賞者なども対象。CNBCとの複数年提携により、リアルタイムの予測データがテレビ放送にも活用されている。2025年時点で売上の90%以上がスポーツ関連と急成長しており、米国内の予測市場として存在感を高めている。
【未来ヨムの独り言】
「CNBCのテレビ番組にリアルタイムの予測データが登場する」と聞いたとき、日本の「ニッポン大予想」や「TVブックメーカー」が令和の時代にアメリカで花開いたみたいで、なんだかうれしくなりました。テレビと予測市場が手を組む未来、もうそこまで来ているんですね。映画のオスカー予測や視聴率を対象にしたマーケットがあるのも面白くて、エンタメと予測市場の相性の良さを実証しているようです。そして「売上の90%以上がスポーツ関連」というデータは、スポーツの結果を当てたいという人類の本能の強さを改めて感じさせてくれます(笑)。
★2021年〜運営中 Manifold Markets(マニフォールド)
2021年にスタートした、プレイマネー(仮想通貨「Mana」)を使ったソーシャル予測市場プラットフォーム。実際のお金を使わないため参加のハードルが低く、誰でも無料で利用できる。Yes/No形式のほか、多択・数値予測・世論調査など多様な形式に対応しており、誰でも任意のテーマでマーケットを作成可能。予測精度の高いユーザーが評価されるコミュニティ文化があり、季節ごとのリーグ戦も開催される。Kalshi・Polymarketといった実金プラットフォームと比較して、話題の広さ・参加のしやすさで独自の地位を築いている。
【未来ヨムの独り言】
「お金がなくても、予測の世界に飛び込める」のがManifold Marketsの一番の魅力。実金のプラットフォームは「間違えたらどうしよう……」という心理的なハードルがどうしてもありますが、Manifoldなら「とりあえずやってみよう!」で始められる。「誰でも問題を作れる」オープンさが世界中のあらゆるテーマを予測の舞台に引き上げていて、「こんな問題も未来クイズになるんだ!」という発見が純粋に楽しい。未来予測クイズを始めてみたい人にとって、世界レベルの「入口」として機能しているプラットフォームだと思います。
2022年5月~2023年2月 近未来予想クイズ(読売新聞オンライン)
毎月1回、1~2問出題されていました。
出題の内容も「参院選2022 与野党第1党の党首が第一声で最も時間をかけて訴える政策は?」「今年の紅白歌合戦、第2部の世帯視聴率は? 近未来予想クイズ」など、マスメディアならではの視点で出題された問題が多かったようです。
また、出題のヒントとして(政治部や文化部など)担当記者の方によるヒントがあることで予知のために他のサイトを見る必要がないため、お手軽に未来を予知ることができるコンテンツでした。
★2022年〜運営中 Fatebook.io
米国の非営利団体Sageが開発・運営する予測記録・追跡プラットフォームで、PredictionBook.comの後継として位置づけられる。URLを開き、予測を入力してエンターキーを押すだけという「極限までシンプルに予測を記録する」設計が特徴。ブラウザ拡張機能・Slack連携もあり、友人やチームと予測を共有することも可能。結果が出たらメール通知で知らせてくれるため、記録したことを忘れることなく答え合わせができる。ブライアースコアによる予測精度評価と、自分のキャリブレーションを可視化する機能を備えている。
【未来ヨムの独り言】
「Fatebook」という名前、「fate(運命)+book(記録)」で「運命を書き留める本」みたいな意味合いかなと思うと、なんだかロマンチックじゃないですか? 予測を書いておいて、未来に答え合わせをする、という行為そのものが「運命と向き合うこと」とも言えるし。Slackで友達と気軽に予測し合える機能があるのも「日常の中に未来予測を」という精神を感じます。日本だと「クイズ☆正解は一年後」みたいに大きな番組で一年かけて答え合わせをする感覚を、個人レベルで毎日の生活に取り込めるのが面白いですよね。PredictionBookから受け継がれた「予測を育てる文化」、これからも続いていってほしいです。
★2025年11月19日〜 ミライマ(MIRAIMA)
株式会社Masenticが開発した、国内初を謳う予測市場アプリ。スポーツ・政治・芸能・気象など幅広いジャンルの「これから起こること」を選択肢から予測し、正解するとコインとポイントが貯まる仕組み。コメント機能で他ユーザーと予測を語り合うことも楽しめる。2026年の衆議院選挙では、全289小選挙区を対象とした「みんなで小選挙区予測!」キャンペーンも実施。
【出題ジャンル(一部)】
スポーツの試合結果・選挙・芸能ニュース・気象・暗号資産価格 など
【未来ヨムの独り言】
「国内初の予測市場アプリ」という売り文句の、スマホで気軽に未来予測を楽しめるアプリ。完全日本語で楽しめるのは◎。しかも、ただ選択肢をポチッと押すだけじゃなく、コインを賭けてドキドキ待つ感覚が、あの『予言者育成学園』の「予言テスト」に通じる熱さがあってヨイかも。2026年の衆院選・全289選挙区予測キャンペーンがあった、らしい(未参加)。「未来を当てることを日常にする」という新しい文化が、日本にも根づいていく予感がします。
※2026年5〜6月リリース予定 ヨソクヒロバ(グノシー内サービス)
ゲーム会社・gumiが開発する「予測データサービス」で、ニュースキュレーションアプリ「グノシー(Gunosy)」との提携のもとリリースが予定されているサービス。政治・経済・スポーツ・芸能など幅広いテーマの未来を、多くの人の意見=集合知で予測する。参加は無料で、予測が的中したユーザーにはポイントが付与される仕組み。「ニュースを読む → 未来を予測する → 答え合わせをする」という一連のサイクルをグノシーのプラットフォーム内でシームレスに体験できる設計になっており、法律事務所による合法性の確認も済んでいる。
【未来ヨムの独り言】
ゲーム会社のgumiとニュースアプリのGunosy(グノシー)がタッグを組む、というのが面白いですよね。ゲームのわくわく感と、ニュースを読む真剣さが合体したサービスって、これまでなかった組み合わせ。「先に読んでおいた情報が予測の武器になる」という設計は、未来予測の楽しさの本質をしっかりつかんでいると思います。グノシーという大きなプラットフォームと組むことで、これまで未来予測クイズに縁のなかった人にもリーチできそうなのも魅力的。まだリリース前ですが、どんな問題が出てくるのか、いまからとても楽しみにしているコンテンツです。
おまけ/MSR(マーケット・スコアリング・ルール)とは?
「わらび」や「予言者育成学園」などの未来予測コンテンツを裏で支える、ちょっと賢い数理モデル「MSR(マーケット・スコアリング・ルール)」について解説します。
一言でいうと、MSRとは「いつでもあなたの賭けに応じてくれる、AIの自動ノミ屋(マーケットメーカー)」のような仕組みのことです。
通常の取引(証券取引など)では、「買いたい人」と「売りたい人」が同時に現れないと売買が成立しません。しかし、参加者が少ない予測市場では、相手が見つからず「賭けたくても賭けられない」という問題が起こります。
これを解決するのがMSRです。ロビン・ハンソン氏が考案したこのルールは、「システムが常に取引の相手役になる」ことで、参加者が一人だけでも即座に予測を反映できるようにしました。
特に有名なのはLMSR(対数マーケット・スコアリング・ルール)と呼ばれるもので、以下のような3つの大きな特徴があります。
- 24時間いつでも「即座に」賭けられる
システム(自動マーケットメーカー)が常に価格(オッズ)を提示し、取引に応じてくれます。あなたが「Aが起こる」に1票投じた瞬間、システムがそれを買い取り、即座に価格が更新されます。 - 「正直に予測する」のが一番得になる
数理的に「インセンティブ適合的」に設計されています。つまり、自分の持っている情報に基づいて「一番可能性が高い」と思う選択肢に賭けることが、期待値を最大化する(=一番儲かる)ように作られているのです。嘘をついて市場を操作しようとしても、結局は損をする仕組みになっています。 - 買うほどに価格が「滑らかに」上がる
誰かが「A」の証券を買うと、次の人のための「A」の価格は少しだけ高くなります。この価格変動が数式によって緻密に計算されているため、オッズが不自然に跳ね上がることなく、みんなの「確信度」を正確に反映したグラフが出来上がります。
「わらび」がMSRにこだわった理由
同志社大学の研究チームが開発した「わらび」がこの仕組みを採用したのは、単なるゲームではなく「社会の集合知を正確に集める」という学術的な目的があったからです。
| 項目 | 通常のオークション形式 | MSR(わらび・LMSR形式) |
| 取引相手 | 他の参加者(いなければ成立しない) | システム(いつでも成立する) |
| 価格の決まり方 | 買い手と売り手の言い値 | 数式による自動計算 |
| 情報の集約 | 参加者が多い時だけ正確 | 少人数でも精度が高い |
【未来ヨムの独り言】 MSRという言葉だけ聞くと難しそうですが、要は**「みんなの予想を、一滴も漏らさずに数値化するための魔法の器」**のようなものですね。
私たちが「予言者育成学園」などで、締め切り直前まで動くオッズを見ながら「あ、みんなこっちに流れたな」と一喜一憂できるのも、このMSR(あるいはそれに類する自動計算アルゴリズム)が裏でせっせと計算をしてくれているおかげなのです。
ちなみに、この数式の中には「b(流動性パラメータ)」という数値が入っていて、これを調整することで「価格の動きやすさ」を変えることができます。
「なかなかオッズが動かない鉄板の問題」にするか、「一人の予想でガラリと景色が変わる大穴問題」にするか……。出題者のさじ加減がここに現れるのも、未来予測の面白いところですね。
*執筆: 未来ヨム(みらい・よむ)*
*※掲載内容はネット上の情報をもとに未来ヨムが独自に判断してまとめたものです。実際のコンテンツの内容と異なる可能性があります。*
※2026/06/07追記
※2026/01/21追記
※2024/10/12追記
※2023/07/03修正
※2023/07/01公開


