【Q.02909】 9/13(日)~27(日)に行われる大相撲令和八年九月場所。 幕内優勝力士は?

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5場所続けて「12勝3敗」。史上最長の混戦のまま、秋の賜杯は誰の手に?

 こんにちは!今日も楽しく未来を予測していきたいと思います!

 いきなりですが、こんな並びを見てください。

 12勝3敗、12勝3敗、12勝3敗、12勝3敗、12勝3敗。

 これ、去年の11月場所からこの7月場所まで、幕内最高優勝を決めた力士の成績を古い順に並べたものです。5場所続けて同じ数字。しかも4場所連続の時点ですでに歴代初の出来事で、7月場所がそれをさらに更新して史上最長になりました。

 いま相撲界は、誰も14勝や15勝で突き抜けられない時代のまっただ中にいます。そんななかで迎えるのが、9月13日(日)から27日(日)まで東京・両国国技館で行われる大相撲九月場所(秋場所)。15日間を戦い抜いて賜杯を抱くのは誰なのか——今回はそれを予知っていただきます!

「12勝3敗」の5場所を、並べて見てみましょう

 まずは直近6場所の優勝者を、優勝したときの番付ごと並べてみます。

場所優勝力士優勝時の地位成績決まり方
2025年9月大の里横綱13勝2敗本割
2025年11月安青錦関脇12勝3敗優勝決定戦(対 豊昇龍)
2026年1月安青錦大関12勝3敗優勝決定戦(対 熱海富士)
2026年3月霧島関脇12勝3敗本割
2026年5月若隆景小結12勝3敗優勝決定戦(対 霧島)
2026年7月安青錦関脇12勝3敗優勝決定巴戦(霧島・熱海富士と)

 数字が同じというだけではありません。5場所のうち4場所が、千秋楽の優勝決定戦にもつれています。本割(通常の15日間の取組)だけで決まったのは、3月場所の霧島だけ。

 もうひとつ、勝ち星のほうも数えてみました。2026年の4場所(1月〜7月)で、幕内の白星をいちばん積んだのは誰か。番付表の成績欄をそのまま集計すると——

  • 1位:霧島 47勝(11勝→12勝→12勝→12勝)
  • 2位:熱海富士 42勝(12勝→9勝→9勝→12勝)
  • 3位:琴勝峰 35勝(9勝→11勝→9勝→6勝)

 ※幕内に在位していた場所の白星だけを数えています(十両だった場所は加算しません)。

 4場所で47勝という数字は立派なのに、霧島の優勝はそのうち1回だけ。残る2回は決定戦で敗れています。この「あと1番」の遠さが、いまの相撲界の混戦ぶりをいちばんよく表しているんじゃないでしょうか。

秋場所の顔ぶれ——関脇以上は、この7人です

 番付は8月31日に発表されました。幕内は横綱2人・大関3人・関脇2人・小結2人・前頭33人の計42人。このうち関脇以上の7人が、今回の①〜⑦です。直近6場所の成績を並べます。

力士番付25年9月25年11月26年1月26年3月26年5月26年7月
①大の里東横綱13勝2敗(V)11勝4敗10勝5敗0勝4敗11休全休9勝6敗
②豊昇龍西横綱13勝2敗12勝3敗10勝5敗11勝4敗0勝2敗13休7勝7敗1休
③霧島東大関6勝9敗11勝4敗11勝4敗12勝3敗(V)12勝3敗12勝3敗
④琴櫻西大関9勝5敗1休8勝7敗8勝7敗10勝5敗3勝9敗3休8勝7敗
⑤安青錦東大関2枚目11勝4敗12勝3敗(V)12勝3敗(V)7勝8敗全休12勝3敗(V)
⑥熱海富士東関脇5勝10敗8勝7敗12勝3敗9勝6敗9勝6敗12勝3敗
⑦藤ノ川西関脇6勝9敗9勝6敗10勝5敗8勝7敗7勝8敗8勝7敗

 ひとりずつ、いまの立ち位置を短く。

 ①大の里(26歳・石川県津幡町出身)は、5場所ぶりに東の横綱へ戻ってきました。左肩のけがで3月・5月と休場し、7月場所は9勝6敗。8月30日に終わった夏巡業では相撲は取らず、ぶつかり稽古で胸を出すにとどめています。ただ左肩は「良くなってきている」と話し、秋場所へは「初日が大事。稽古を積んでいく」とのこと。九月場所は2024年・2025年と2年続けて制している、この時期に強い横綱です。

 ②豊昇龍(西横綱)は、いちばん心配な状態にあります。7月場所は14日目から途中休場し、7月29日に右ひざの靱帯修復手術を受けて1週間入院。8月いっぱいは四股さえ踏めず、再開できたのは9月1日でした。師匠は8月28日の時点で「四股も踏めてない。中途半端な状態では出せない」と話しており、本人も9月1日に「ギリギリまでよく分からない。出たい気持ちでいる」と語ったところです。

 ③霧島(東大関・30歳・モンゴル出身)は、3場所連続の12勝3敗。3月に3度目の優勝を飾り、5月と7月は優勝同点で決定戦に敗れました。秋場所は2場所連続の綱取りにあたります。審判部長は「優勝が必要か」との問いに「そこは絶対あると思う」と答えていて、条件はかなりはっきりしています。

 ④琴櫻(西大関・28歳・千葉県松戸市出身)は、7月場所を8勝7敗として角番を脱出しました。幕内最高優勝は2024年11月場所(九州場所)の14勝1敗、1回だけ。祖父が元横綱・琴櫻、父が元関脇・琴ノ若という相撲一家です。

 ⑤安青錦(東大関2枚目・22歳・ウクライナ出身)が、前場所の優勝者です。5月場所を全休して大関から陥落しましたが、7月場所を関脇の座で12勝3敗として優勝し、大関から陥落した直後の場所で優勝した史上初の力士になりました。特例で大関に復帰しています。

 ⑥熱海富士(東関脇・静岡県熱海市出身)は、この場所が大関取りです。2002年9月3日生まれで、番付発表の3日後に24歳になったばかり。大関昇進の目安とされる直近3場所33勝に届くには、新関脇だった5月の9勝と7月の12勝に足して、秋場所で12勝以上が必要になります。まだ幕内優勝はありませんが、今年1月と7月はどちらも12勝3敗で決定戦に進んでいます。

 ⑦藤ノ川(西関脇・21歳・京都市西京区出身)は新関脇。京都府出身者の三役昇進は1828年以来、198年ぶりという記録つきです。7月場所では2日目に大の里、3日目に豊昇龍を破り、横綱戦4連勝は1931年の武蔵山以来で戦後初。金星は通算4個で、その全部が現役の横綱2人からのものです。

選択肢は「番付」で切りました

 ここが今回いちばんお伝えしたいところです。

 ①〜⑦は、私が「強そうな7人」を選んだのではありません。番付が関脇以上の力士を、そのまま全員並べただけです。横綱2人・大関3人・関脇2人で、ちょうど7人になります。並び順も番付順(東横綱→西横綱→東大関→西大関→東大関2枚目→東関脇→西関脇)。私の好みは1ミリも入っていません。

 では、この線引きはどのくらい当たるのでしょうか。過去10年の九月場所を、優勝したときの地位ごと並べてみました。

年優勝力士優勝時の地位成績
2016豪栄道大関15戦全勝
2017日馬富士横綱11勝4敗
2018白鵬横綱15戦全勝
2019御嶽海関脇12勝3敗
2020正代関脇13勝2敗
2021照ノ富士横綱13勝2敗
2022玉鷲東前頭3枚目13勝2敗
2023貴景勝大関11勝4敗
2024大の里関脇13勝2敗
2025大の里横綱13勝2敗

 10回のうち9回が関脇以上。平幕優勝は2022年の玉鷲の1回だけです。窓を変えて直近12場所(2024年9月〜2026年7月)で数えても、関脇以上が10回、小結が1回(2026年5月の若隆景)、平幕が1回(2025年7月の琴勝峰)。どちらの数え方でも、①〜⑦で8〜9割は覆えることになります。

 ただし、この線引きが破れるときには共通点があります。2026年5月場所は、番付に載っていた小結以上の9人のうち5人が休場し、最後まで土俵に残ったのは4人だけ。上位が総崩れになった場所で、小結だった若隆景が優勝しました。2025年7月に平幕の琴勝峰が優勝した場所も、横綱・豊昇龍が途中休場しています。上位に休場者が出るほど、⑧の目は太くなる——今回は横綱のひとりが出場未定なので、ここは頭の隅に置いておいてください。

⑧に入るのは、この人たちです

 ⑧は「その他」ですが、中身は小結以下の35人です。誰がいるのか、名前を出しておきましょう。

  • 伯乃富士(東小結)……新三役。5月11勝、7月9勝と上り調子。鳥取県出身者の新三役は1964年の初代琴櫻以来62年ぶりで、戦後2人目
  • 大栄翔(西小結)……7月場所は東前頭4枚目で10勝5敗
  • 琴勝峰(東前頭筆頭)……2025年7月場所を東前頭15枚目で13勝2敗として優勝した、平幕優勝の実績者
  • 髙安(東前頭2枚目)……7月場所11勝4敗で敢闘賞
  • 若隆景(東前頭12枚目)……2026年5月場所の優勝者。ただし左大腿部のけがで7月場所を全休し、9月1日の時点で復帰は「全く未定」。秋場所も全休の見通しと報じられています

 この線引きに納得できない方は、迷わず⑧を選んでください。直近12場所では2回起きている枠です。

未来ヨム的・7つの読みどころ

 ここからは私の見立てです。あくまで予測なので、最後はみなさんの直感で選んでくださいね!

 ◎ ③霧島……本命はここに置きます。3場所連続12勝3敗、2026年の幕内での勝ち星は今年いちばん多い47勝。優勝ラインが12勝3敗で横ばいの場所では、12勝を計算できる力士がいちばん強いからです。綱取りという重圧が味方するのか、硬さになるのかが分かれ目でしょう。

 ○ ⑤安青錦……対抗。前場所を左足首を痛めながら12勝で締めた22歳です。注目したいのは本人の言葉で、3度の優勝がぜんぶ優勝決定戦での勝利。「本割で決めるとどんな気持ちかを知りたい」と話しています。決定戦を3戦3勝という勝負強さは、決定戦が起きやすい今の場所ではそのまま武器になります。

 ▲ ⑥熱海富士……大穴はここ。大関取りの条件が「12勝以上」なのですが、その12勝という数字が、いまの優勝ラインとぴったり重なっているんです。つまり昇進を狙って星を積むことが、そのまま優勝争いに絡むことになります。1月・7月と決定戦に進んで2回とも敗れているので、3度目の正直があるかどうか。

 残りにも触れておきます。①大の里は九月場所2連覇中で、決まればこの時期3年連続。左肩の回復がどこまで進んだかが読みどころで、稽古で相撲を取り始めるタイミングがひとつの目安になります。②豊昇龍は、まず出場できるかどうか。9月4日には横綱審議委員会の稽古総見があり、ここに姿を見せるかが最初の分岐です。④琴櫻は直近6場所で二桁勝利が1回と、優勝争いに顔を出す形が作れていません。⑦藤ノ川は横綱2人から金星を挙げた地力が本物である一方、幕内での最高成績はまだ10勝5敗。15日間で12勝を積む経験がこれからの力士です。

決まるのは9月27日、締切は9月12日

 最後に答え合わせのお約束を書いておきます。

  • 判定するもの:日本相撲協会が千秋楽(9月27日)に確定させる幕内最高優勝の力士。同じ成績で並んだ場合は、優勝決定戦(3人以上なら巴戦)の勝者が答えになります
  • 判定しないもの:十両以下の各段優勝、三賞(殊勲賞・敢闘賞・技能賞)、優勝同点・次点
  • ⑧になる場合:小結以下の力士が優勝したとき、および場所が中止・打ち切りで幕内最高優勝が決まらなかったとき
  • 番付に名前があっても、休場した力士は優勝できません。その選択肢は不正解になります(⑧にはなりません)

 締切は初日の前日、9月12日(土)23:59です。ここ、けっこう大事なポイントで——締切までに見えているのは、番付、9月4日の稽古総見、場所前の稽古と談話、そして初日前に出された休場届まで。逆に、初日以降の星取りや場所中の途中休場は締切のあとの出来事です。豊昇龍が出るのか出ないのかは、締切までにほぼ判明すると考えていいでしょう。そこまで待ってから選ぶ、というのも立派な戦略です。

あなたはどう予知る? 秋の賜杯

 整理しましょう。優勝ラインは5場所続けて12勝3敗、そのうち4場所は決定戦決着という史上最長の混戦です。①〜⑦は番付が関脇以上の7人をそのまま並べたもので、過去10年の九月場所ならこの範囲が9回を占めます。私の見立ては、12勝を計算できる③霧島が本命、決定戦3戦3勝の⑤安青錦が対抗、昇進条件と優勝ラインが重なる⑥熱海富士が大穴。そして残る1〜2割に、平幕優勝の実績を持つ琴勝峰や、上り調子の新小結・伯乃富士が控えています。

 誰も突き抜けないということは、誰にでも突き抜けるチャンスがあるということ。9月27日の両国で、5場所続いた「12勝3敗」の列に6つ目が並ぶのか、それとも久しぶりに13勝14勝の力士が現れるのか。あなたの予言を、選択肢にぶつけてみてください!

 最後まで読んでいただきまして、ありがとうございましたー!


本記事は2026年9月3日時点で確認できた公開情報にもとづいています。番付・成績・優勝者と優勝時の地位は各本場所の記録から1件ずつ突き合わせ、2026年の幕内勝ち星は番付表の成績欄を機械集計したうえで、上位2人については各力士の場所別成績表から別方式で足し直して一致を確認しました。豊昇龍・若隆景の出場可否は9月3日時点で確定しておらず、本文は各力士および師匠の談話(9月1日まで)の範囲で記述しています。

本文 5,401文字/推定読了時間 約9分

選択肢

【問題&選択肢】

【 4 つまで選択可能  /  2026.09.12 @ 23:59 〆切 】
【Q.02909】 9/13(日)~27(日)に行われる大相撲令和八年九月場所。 幕内優勝力士は?

  • ①大の里(東横綱) (0%, 0 アンケート)
  • ②豊昇龍(西横綱) (0%, 0 アンケート)
  • ③霧島(東大関) (33%, 1 アンケート)
  • ④琴櫻(西大関) (0%, 0 アンケート)
  • ⑤安青錦(東大関2枚目) (33%, 1 アンケート)
  • ⑥熱海富士(東関脇) (33%, 1 アンケート)
  • ⑦藤ノ川(西関脇) (0%, 0 アンケート)
  • ⑧その他(小結以下の力士が優勝など) (0%, 0 アンケート)

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