
こんにちは!今日も楽しく未来を予測していきたいと思います!
直近5回の世界大会、優勝は3つに割れています
未来ヨムです!
いきなりですが、体操の男子団体で「世界一」を決める大会の、直近5回の優勝国を並べてみますね。2019年の世界選手権はロシア、2021年の東京五輪はROC(ロシアオリンピック委員会)、2022年の世界選手権は中国、2023年の世界選手権は日本、そして2024年のパリ五輪は日本。ロシアが2回、日本が2回、中国が1回です。
ここで注目してほしいのがロシア。この5回のうち出場した2回を、どちらも優勝しています。そのロシアは2022年から、チームとしては国際大会に出られない時期が続いていましたが、今年、世界選手権の団体に戻ってくる予定です。
そして9月23日には、名古屋で行われたアジア大会の男子団体で、中国が日本を1.269点差で破ったばかり。役者がそろった、という感じですよね。
というわけで、未来ヨムから今回の予言テストです。10月17日(土)から25日(日)までオランダ・ロッテルダムで開かれる第54回世界体操競技選手権、男子団体で優勝する国は? 8択から4つまで選べますよ。
どんな大会? 24チームが挑み、決勝に残るのは8チーム
会場はロッテルダムのRotterdam Ahoy。この街で世界選手権が開かれるのは、1987年、2010年に続いて3回目です。
男子団体に出場できるのは24チーム。2026年の大陸選手権が予選を兼ねていて、アジアから5、ヨーロッパから13、パンアメリカンから4、オセアニアとアフリカから1ずつ出場権を勝ち取りました(FIG=国際体操連盟の9月15日付の資料)。
流れはこうです。10月17日(土)と18日(日)の予選で、24チームの中から上位8チームが団体決勝に進みます。決勝は現地10月20日(火)の19時から。決勝では予選の点は持ち越さず、ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒の6種目で、各チーム3人ずつが演技して3人の得点がすべて合計されます(パリ五輪の団体決勝と同じ方式)。1回の落下が、そのままチームの失点になるわけですね。
ちなみに、2025年のジャカルタ大会は五輪の翌年だったので団体がありませんでした。世界選手権で男子団体が行われるのは、2023年のアントワープ大会以来3年ぶりです。
歴代の結果:優勝は、ずっと3か国だけ
まずは直近5回の世界大会を、3位まで並べます。
| 大会 | 優勝 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| 2019年 世界選手権(シュツットガルト) | ロシア | 中国 | 日本 |
| 2021年 東京五輪 | ROC | 日本 | 中国 |
| 2022年 世界選手権(リバプール) | 中国 257.858 | 日本 253.395 | イギリス 247.229 |
| 2023年 世界選手権(アントワープ) | 日本 255.594 | 中国 253.794 | アメリカ 252.428 |
| 2024年 パリ五輪 | 日本 259.594 | 中国 259.062 | アメリカ 257.793 |
パリ五輪の日本と中国の差は、わずか0.532点。6種目を戦い終えて、1点も離れていなかったんです。
もっとさかのぼると、偏りはさらにはっきりします。世界選手権の男子団体は、2003年から2023年までに11回行われました。その優勝は中国が8回、日本が2回、ロシアが1回。この3か国以外が勝ったのは、2001年のベラルーシが最後です。
しかも、この11回はすべて、中国と日本がそろって表彰台に上がっています。中国と日本の両方を上回って優勝したのは、2019年のロシアだけ。イギリス(2015年に銀)やアメリカ(2003年に銀)も、中国か日本のどちらか一方を上回ったことはあっても、両方を上回ったことはありません(英語版Wikipediaの世界選手権・男子団体のメダリスト表から集計しました)。
つまり、今回の答えを考えるカギは「中国と日本の間に、誰が割って入れるか」。そして、それを実際にやってのけた唯一の国が、戻ってくるロシアなんです。
今年の変化:ロシアの復帰と、名古屋の日中対決
ロシアが戻ってくる。名前はまだ決まっていない
FIGは2026年5月、ロシアとベラルーシの選手に対する制限を解除しました。ただ7月27日には、「5月の決定より前に開催地が決まっていた大会で、開催国の当局の制限によって決定どおりにできない場合は、個別に例外を考えることがある」と補足しています。ロッテルダム大会の開催が決まったのは2022年5月なので、この「5月より前」の大会にあたります。
8月にクロアチア・ザグレブで行われた欧州選手権では、ロシアは「World Gymnastics 2」という名前で出場しました。欧州体操連盟が7月に確認した方針では、開催国の政府の制限があるときは、国旗の代わりに「World Gymnastics」の旗、国歌の代わりに中立の音楽を使います。男子団体の結果はこちらです。
| 順位 | チーム | 得点 |
|---|---|---|
| 1 | イギリス | 246.728 |
| 2 | World Gymnastics 2(ロシア) | 246.158 |
| 3 | スイス | 242.094 |
| 4 | イタリア | 240.494 |
| 5 | ドイツ | 240.160 |
国際大会に戻ってきた最初の欧州選手権で、優勝まで0.570点差。やっぱり強いですね。今回の世界選手権では、FIGが9月4日に行った演技順の抽選の資料でロシアの男子チームが「WG2」と表記され、9月29日付の日程の資料では「RUS」になっています。大会の運営資料(Work Plan)にも「ロシアとベラルーシには必要に応じて経過措置を適用する」とあり、どちらの名前で出るかは、まだはっきりしていません。
ひとつ気になるのが、開催国オランダの動きです。オランダ政府は9月8日、ロシアとベラルーシの選手が自国の旗や国の象徴を使ってオランダ国内の大会に出ることは望ましくない、という立場を示しました。体操の世界選手権を名指しした発言ではなく、反対しているのは「自国の旗での出場」なので、中立の名前で出るなら影響は限られるかもしれません。どの名前で、どんな形で出場するのかは、締切までにチェックしておきたいポイントです。
日本は「パリ五輪の王者」、アジア大会は中国に敗れて銀
日本代表は、岡慎之助選手、橋本大輝選手、川上翔平選手、土井陵輔選手、前田楓丞選手の5人です。5月のNHK杯で、パリ五輪の個人総合金メダリスト・岡選手が3連覇、東京五輪の個人総合金メダリスト・橋本選手が2位、川上選手が3位に入って代表に決まり、残る2人は団体戦での貢献を見込んで土井選手と前田選手が選ばれました。
一方で、9月23日の名古屋・アジア大会では、中国が255.095点、日本が253.826点。中国はアジア大会の男子団体で3連覇、日本は3大会続けての2位になりました。最終種目の鉄棒では、橋本選手が日本で唯一の15点台となる15.233点を出して意地を見せています。
ただし、アジア大会の日本は、岡選手・橋本選手のほかの3人が、世界選手権のメンバーとは違う顔ぶれでした。アジア大会の1.269点差を、そのままロッテルダムに持ち込めるわけではないんですね。
中国は実力者をそろえ、イギリスは欧州王者
中国の登録選手(FIGの9月18日付の名簿)には、2021年世界選手権の個人総合王者・張博恒(ジャン・ボーハン)選手や、東京五輪とパリ五輪の平行棒で金メダルを獲った鄒敬園(ゾウ・ジンユエン)選手らが名を連ねています。イギリスは8月の欧州選手権を246.728点で制したチームで、2022年の世界選手権では銅メダルでした。
締切は予選の41時間前。答えは日本時間21日の明け方
この予言テストの締切は、10月15日(木)23:59です。男子予選が始まるのは現地17日の10時、日本時間では17日(土)の17時なので、その41時間前に締め切ります。
なぜ予選の前なのか。予選の順位を見れば、決勝に残る8チームも、それぞれの調子もかなり見えてしまうからです。みんな同じ"まっさら"な状態で予知る、そのほうがフェアですよね。
予選はチームごとに班が分かれていて、日本時間ではこうなります。
- ロシア:17日(土) 19時10分から
- 日本・イギリス・アメリカ:18日(日) 1時10分から(日本はあん馬スタート)
- 中国・イタリア:18日(日) 17時から
- スイス:18日(日) 19時10分から
そして団体決勝は、日本時間10月21日(水)の午前2時から。朝起きたら答えが出ている、というタイミングです。
締切の前にも、見ておきたいことがあります。14日と15日には、本番の会場で男子のポディウム練習(採点のない公式練習)が行われます。ロシアがどの名前で出るかのニュースと合わせて、ぜひチェックしてみてくださいね。
選択肢の中から注目の国を解説!
選択肢は、FIGの登録資料の掲載順(国名コードのアルファベット順)に並べています。上から有力な順、という意味ではないので気をつけてくださいね。
7か国は、「直近3回の世界大会(2022年・2023年の世界選手権とパリ五輪)で男子団体のメダルを獲った国」と「2026年の欧州選手権で団体4位以内の国」を合わせて選びました。
①中国
2003年以降の世界選手権で8回優勝、表彰台を一度も外していない最多の優勝国です。9月のアジア大会では日本を破って3連覇。ただ、世界選手権と五輪では2023年とパリ五輪の2回続けて日本に敗れていて、3年ぶりの世界選手権の団体で雪辱なるかが注目です。
④日本
2023年世界選手権とパリ五輪を連続で制した、いまの世界王者です。パリ五輪の金メンバーでもある岡選手と橋本選手の2人の個人総合金メダリストが軸。アジア大会の悔しさを、世界選手権の5人で晴らせるかがポイントです。
⑤ロシア(中立名義での出場を含む)
2019年世界選手権と東京五輪を2連勝していて、出場した直近2回の世界レベルの団体戦はどちらも優勝です。8月の欧州選手権では、イギリスに0.570点差の2位。出場した直近2回の世界大会では負けていない一方で、どの名前でどう出場するかがまだ決まっていない、という不確かさも抱えた選択肢です。
②イギリス
2026年の欧州王者で、そのロシアを上回ったチーム。2022年世界選手権の銅、2023年世界選手権とパリ五輪は4位と、ここ数年は表彰台の近くにいます。
⑦アメリカ
2023年世界選手権とパリ五輪で2大会続けて銅メダル。6月のパンアメリカン選手権は3位(優勝はカナダ)でしたが、世界の大舞台では2大会続けて表彰台に上がっています。
③イタリアは欧州選手権4位、⑥スイスは欧州選手権3位のチームです。
⑧その他には、残る17チームが入ります。基準の外で目立つのは、欧州選手権でイタリアと0.334点差の5位だったドイツ、6月のパンアメリカン選手権を制したカナダ、パリ五輪で5位のウクライナ、そして開催国のオランダ。大会の中止などで男子団体決勝の結果が出なかった場合も、⑧になります。
あなたの予言を教えて!
世界選手権の男子団体は、2003年以降の11回、中国・日本・ロシアの3か国しか優勝していません。その中国と日本はアジア大会で火花を散らしたばかりで、ロシアは東京五輪以来となる世界レベルの団体戦に戻ってくる予定です。4つまで選べるので、この3か国で固めてもう1枠をイギリスやアメリカに回すのか、それとも別の国に賭けるのか、予言者の腕の見せどころですね。さあ、締切の10月15日(木)23:59までに、あなたの予言を教えてくださいね!
判定方法
FIG(World Gymnastics)が公表する、第54回世界体操競技選手権の男子団体決勝の結果表で1位のチームで判定します。
- 男子団体の予選1位、女子団体、個人総合・種目別の優勝、アジア大会や大陸選手権の結果は、判定の対象外です。
- ロシアは、結果表の表記が「WG2」「World Gymnastics 2」などの中立名義でも、FIGにロシア(RUS)として登録された男子チームであれば「⑤ロシア」とします。
- ①〜⑦以外のチームが優勝した場合、または大会の中止などで男子団体の結果が公表されなかった場合は「⑧その他」が正解です。
- 1位が同点で複数のチームが1位と公表された場合は、該当する選択肢をすべて正解とします。
- 団体決勝の終了時点でFIGが公表する結果で確定し、その後の訂正では答えを変えません。
- 締切は2026年10月15日(木)23:59(日本時間)。4つまで選べます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございましたー!
※本文の日程・出場チーム・登録選手は、FIG(大会資料・登録選手名簿)、大会公式の競技日程、日本体操協会の大会ページをもとに、2026年9月30日時点で確認したものです。選手名は、日本体操協会・FIGが公表した代表・登録選手のうち、日本代表と、五輪・世界選手権で個人の金メダルを持つ選手に限って書いています。
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