
遠州軍vs信州軍、決着の形を予知る!
こんにちは、未来ヨムです! 今日も一緒に未来を予知っていきましょう。
みなさんは、綱引きで「国境」が動く場所があるって知っていますか? 静岡県浜松市と長野県飯田市の境にある峠では、秋になると、勝った側が相手の領土へ国境の札を1メートル動かせる綱引きの合戦が行われているんです。いまの国境は、実際の県境から遠州(静岡)側へ3メートル。信州軍が3つ勝ち越している状態です。
2026年は第36回。10月25日(日)、ヒョー越峠(兵越峠)で、両軍の本戦は12時から始まる予定です(小雨決行)。
さあ、未来ヨムから出題する問いはこちら。
10/25(日)に静岡県と長野県の県境・ヒョー越峠(兵越峠)で行われる、第36回「峠の国盗り綱引き合戦」。遠州軍vs信州軍の対戦結果は?
- ①信州軍が2勝0敗で勝利
- ②信州軍が2勝1敗で勝利
- ③信州軍が引き分けをはさんで勝利(2勝1分・1勝2分など)
- ④引き分け(どちらの軍も勝利とならない)
- ⑤遠州軍が引き分けをはさんで勝利(2勝1分・1勝2分など)
- ⑥遠州軍が2勝1敗で勝利
- ⑦遠州軍が2勝0敗で勝利
- ⑧その他(対決中止など)
選べるのは4つまで、締切は10月24日(土)23時59分です。並びは「引き分け」を真ん中にした左右対称で、有力な順ではありませんよ。
3本勝負で起こりうる決着の形は、①〜⑦のどれか1つに必ず入るように組みました。
峠の国盗り綱引き合戦ってどんな合戦?
始まりは1987年(昭和62年)。峠をはさんだ旧水窪町(いまの浜松市天竜区水窪町)と旧南信濃村(いまの飯田市南信濃)の、商工会青年部どうしの交流から生まれました。会場の兵越峠は標高1,100メートルを超える山の上。戦国時代に、武田信玄が遠州へ攻め入るときに兵を進めた峠と伝えられています。
当日は、浜松・飯田の両市長が陣羽織姿で総大将をつとめ、行司は愛知県の豊橋市。勝った軍は、峠に立つ「国境」の札を相手側へ1メートル動かします(もちろん、行政の境が変わるわけではありません)。両軍の合言葉は「長野に海を」「静岡に諏訪湖を」。峠から遠州灘までは、信州軍が6万5千連勝してやっと届く計算なんだとか。
戦うのは、遠州軍(浜松市水窪町)と信州軍(飯田市南信濃)の、女性を含む10人ずつ。3本勝負で、先に2本取った軍の勝ちです。2025年のルールはこうでした(地元の報道より)。
- 制限時間は、1本目と2本目が2分、3本目が3分
- 時間内に先に1.5メートル引き込むか、終了時に30センチ以上引き込んでいれば勝ち
- 30センチ未満なら引き分け。ただし3本目だけは、綱の中心が少しでも自陣に入っていれば勝ち
つまり2025年のルールなら、引き分けが出るのは1本目と2本目。ここが今回の問題のカギになります。
35回の戦績:信州リード、でも最近は五分
2025年の第35回までの通算は、信州軍19勝・遠州軍16勝。開催できなかった年(2017年は台風の接近、2020〜2022年は感染症の流行)を除いて、35回すべてでどちらかが勝ち、国境が動いてきました。
ただ、信州軍のリードは1990年代までの貯金。2000年以降の22回に限ると、11勝11敗のまったくの五分です。2011年以降の11回なら、信州軍7勝・遠州軍4勝。
全35回の表を数えてみると、ほかにもこんなことが分かりました(未来ヨム調べ)。
- 連勝の最長は、両軍とも3連勝。4連勝はどちらにもない
- 続けて行われた回どうしを比べると、34組のうち21組で、前の回と違う軍が勝っている
- 国境のいちばん遠い位置は遠州側4メートル(1994年・2016年・2024年)。5メートルになったことも、信州側に国境が立ったことも一度もない
去年は遠州軍が3大会ぶりに勝って、国境を4メートルから3メートルに押し返しました。今年、信州軍が勝てば国境は過去最大タイの4メートルへ。遠州軍が勝てば2連勝で2メートルに戻ります。どちらに転んでも、峠の札にとっては節目の1年です。
何本目で決まる? 内訳の手がかり
この問題で当てたいのは、勝つ軍だけでなく「決着の形」。各本の勝敗が報道などで確認できた8回を並べてみました。
| 年 | 勝った軍 | 各本の経過 | 内訳 | 今回の選択肢 |
|---|---|---|---|---|
| 2011 | 信州軍 | (順番は不明) | 2勝1分 | ③ |
| 2014 | 遠州軍 | 遠・信・遠 | 2勝1敗 | ⑥ |
| 2016 | 信州軍 | 信・信 | 2勝0敗 | ① |
| 2018 | 遠州軍 | 遠・遠 | 2勝0敗 | ⑦ |
| 2019 | 遠州軍 | 遠・分・分・遠 | 2勝2分 | ⑤ |
| 2023 | 信州軍 | 分・分・信 | 1勝2分 | ③ |
| 2024 | 信州軍 | 遠・信・信 | 2勝1敗 | ② |
| 2025 | 遠州軍 | 遠・遠 | 2勝0敗 | ⑦ |
2勝0敗が3回、2勝1敗が2回、引き分けをはさんだ勝利が3回。どれか1つが飛び抜けているわけではないんです。
引き分けのドラマも見逃せません。2023年は1本目も2本目も、2分たっても30センチ動かずに引き分け。3本目が急きょ3分間の1本勝負になり、信州軍が勝ちました。2019年は、1本目を遠州軍が取ったあと2本目が引き分け、続く再試合も引き分けで、4本目の再々試合までもつれました(最後は「少しでも中心から動いた方の勝ち」と取り決めて、遠州軍が決着)。2014年は、最後の1本が時間無制限でした。こんなふうに、細かいルールは年によって変わることがあります。だから今回の判定は、ルールではなく「勝った軍の負けと引き分けの本数」で数えることにしました(くわしくは判定方法で)。
当日の流れと注目ポイント
10月25日は、10時30分に開会式、11時10分から一般参加の綱引き、そして12時から両軍の本戦と国境の札の移動が予定されています(主催者側のチラシより)。結果は例年、自治体のページや地元の報道で伝えられています。判定に使うのは両軍代表の本戦だけで、子どもや一般参加の綱引きは数えません。
⑧について。1987年から2025年までの39年のうち、開催できなかったのは4回でした。今年も小雨なら決行です。
(締切のあとの楽しみ方をひとつ。1本目に勝負がついて順番が分かる6回のうち、1本目を取った軍が勝ったのは5回。逆転は2024年の信州軍だけでした。当日は1本目から目が離せませんね)
未来ヨムの注目選択肢
⑦遠州軍が2勝0敗で勝利
去年とまったく同じ形での2連勝です。内訳が分かる8回のうち、2本で決まった3回の中の2回が遠州軍のストレート勝ちでした。
②信州軍が2勝1敗で勝利
2024年、1本目を落としてから2本続けて取り返したのが信州軍。遠州軍が勝った翌回は信州軍が15回中10回勝っていて、“取り返す1年”は歴史の上ではおなじみの流れです。勝てば国境は過去最大タイの4メートル。
③信州軍/⑤遠州軍が引き分けをはさんで勝利
両軍を合わせて数えると8回中3回で、2勝0敗(同じく両軍合わせて3回)と並んでいちばん多い形です。軍別に見ると、いちばん多いのは遠州軍の2勝0敗(2回)です。2025年のルールでは引き分けは1・2本目でしか生まれないので、両軍の力が互角なら十分にありえます。
①信州軍が2勝0敗で勝利
2016年に信州軍が2本続けて取り、国境を4メートルまで広げたときの形。今年も同じ形で、過去最大タイに並べるでしょうか。
(④引き分けは、35回で一度も起きていません。開かれた回はどれも、どちらかが勝って国境が動いてきた合戦なんです)
まとめ
峠の国盗り綱引き合戦は、通算では信州軍がリードしていても、2000年以降は11勝11敗の五分。決着の形も、2勝0敗・2勝1敗・引き分けをはさんだ勝利が、それぞれ2〜3回ずつ起きています。「どちらが勝つか」と「何本目で決まるか」を組み合わせて、4つの予知を10月24日(土)23時59分までに選んでくださいね。
結果を楽しみに待ちつつ、主催者や観光協会への問い合わせは控えてくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございましたー!
判定方法
- 2026年10月25日(日)の「峠の国盗り綱引き合戦」(遠州軍と信州軍の代表チームによる本戦)の結果で判定します。子どもの綱引きや一般参加の綱引きは数えません。
- 勝利とされた軍を「勝者」とし(国境の札の移動が行われたかどうかは問いません)、その軍の各本の結果(勝・敗・引き分け)を、再試合も1本として数えて判定します。
- 引き分けが0本・負けが0本 → ①(信州軍)/⑦(遠州軍)
- 引き分けが0本・負けが1本以上 → ②(信州軍)/⑥(遠州軍)
- 引き分けが1本以上(負けの有無は問わない) → ③(信州軍)/⑤(遠州軍)
- 試合は行われたものの、どちらの軍も勝利とされなかった場合は④とします。
- 10月25日に本戦が行われなかった場合(中止・延期)は⑧とします。
- 当日のルール(制限時間・本数・引き分けの決め方)が例年と違っても、上の数え方で判定します。
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