
こんにちは!今日も楽しく未来を予測していきたいと思います!
世界記録は、2012年で止まっています
ギネスワールドレコーズの公式サイトに、こんな記録が載っています。
Most questions in a trivia videogame(世界で一番問題数が多いトリビアビデオゲーム)/197,429問/Konami Digital Entertainment Co., Ltd.(日本)/2012年10月19日計測・11月1日認定。対象は記録ページに "Quiz Magic Academy (9th edition)" と書かれた『賢者の扉』です。
この記録の持ち主が、アーケードのクイズゲーム『クイズマジックアカデミー』(以下、QMA)です。
ここで気づいてほしいのが、この数字は2026年9月の今も197,429問のままだということ。認定から14年近く経っていますが、更新された記録は確認できません。
でも、QMAの問題が14年間まったく増えていないなんてことは、遊んでいる方ならご存じのとおり、ありえないわけです。記録が止まっているだけで、中身は増え続けている。じゃあ今いくつなの?——というのが、今回のお話です。
そこで今回みなさんに予知っていただくのは、コナミアミューズメント公式が「50万問以上」と示す日。10万問単位の大台が「40万問」から「50万問」に切り替わるのがいつなのかを、一緒に予言してみましょう!
公式が出してきた数字を、ぜんぶ並べてみました
まずは題材のおさらいから。
QMAは2003年7月24日に稼働を開始したアーケードのクイズゲームです。現在の最新作は**『クイズマジックアカデミー 緋のアルカディア』で、こちらは2025年9月24日に始まりました。つまり2026年9月24日(木)で稼働1周年**を迎えます。ゲームセンターの筐体だけでなく、PCやスマートフォンで遊べる「コナステ」版もあります。
では本題。公式が「収録問題数」として出してきた数字を、確認できたぶんだけ古い順に並べてみます。
| 時点 | 公式が示した数 | どこに書かれていたか |
|---|---|---|
| 2008年2月20日(QMA5稼働) | 10万問を突破 | QMA5の公式スペシャルサイト |
| 2012年3月15日(賢者の扉稼働) | 18万問以上 | 稼働開始の告知 |
| 2012年10月19日(計測日) | 197,429問 | ギネス世界記録(認定は11月1日) |
| 賢者の扉Season2・天の学舎(2013〜2014年稼働) | 20万問以上 | KONAMIの製品ページ |
| 2020年6月17日 | 30万問以上 | 『輝望の刻』先行稼働のリリース |
| 2021年4月26日 | 30万問以上 | 『夢幻の鏡界』先行稼働のリリース |
| 2023年7月24日 | 30万問以上 | 『黄金の道標』稼働のリリース |
| 2023年12月 | 40万問以上 | ゲーム内の検定クイズ |
| 2024年10月3日 | 40万問以上 | 「QMA21周年記念くじ」のリリース |
| 2025年9月24日 | 30万問以上 | 『緋のアルカディア』稼働のリリース |
この表、2か所おもしろいところがあります。
公式は、自分の問題数を○×クイズにしていました
まず2023年12月の行。これはプレスリリースでもサイトの紹介文でもなく、ゲームの中です。
『黄金の道標』では「クイズマジックアカデミー」という、QMA自身をテーマにした検定クイズが開催されていました。そのなかで出題された○×問題。
2023年12月現在、アーケードゲーム『QMA』に収録されているクイズ問題数は40万問以上である
このときの答えが「○」でした。この問題を裏付けるかのように翌年10月のプレスリリースも「40万問以上」と書いていますし、年2万問のペースで数えても2023年12月には42万問前後に届いている計算なので、ここは整合します。公式が、自分のゲームの中で、自分の問題数を基準日つきで答え合わせしてくれたわけですね。しかもこの出題は、検定クイズが遊べなくなる黄金の道標サービス終了まで修正されませんでした。コナミのプレスリリースや製品ページの紹介文には基準日が書かれないので、「いつ時点の数字か」がはっきりしている値は、ギネス記録の197,429問(2012年10月19日計測)と、このゲーム内出題の2件だけ。しかもコナミ自身が基準日つきで出した数字は、確認できたかぎりこの1件だけです。
もうひとつが、表のいちばん下。いちばん新しい発表のほうが、数字が小さいんです。
2024年10月3日のリリースには「40万問以上のクイズが収録されており」とあります。ところが、その1年足らず後に出た2025年9月24日の稼働リリースは「30万問以上のクイズが収録されており」。文の残りはほぼ同じで、数字だけが1つ戻っています。
これは誤記というより、紹介文が定型の段落として案件ごとにコピーされているということでしょう。「30万問以上」の一文は2020年6月17日のリリースから確認できるので、5年以上使い回されている計算になります。しかも「以上」なので、40万問あるときに「30万問以上」と書いても、嘘にはならないんですね。
「以上」と「遅れ」——この数字の読み方
ここから、材料を計算に変えていきます。
まず増加ペース。実数が分かっている3点だけを使います。
- 10万問(2008年2月20日)→ 18万問(2012年3月15日):4.07年で+8万問=年およそ19,677問
- 10万問(2008年2月20日)→ 197,429問(2012年10月19日):4.66年で+97,429問=年およそ20,896問
どちらも年2万問前後。日本語版Wikipediaにも「以降も1年ごとに約2万問のペースで問題数が増加」とあり、数字が合います。
この年2万問を、197,429問(2012年10月19日)から先へ伸ばしてみましょう。すると、公式が実際にそう書いた時期との「ずれ」が見えてきます。
| 大台 | 年2万問での到達推定 | 公式が示した時期 | 遅れ |
|---|---|---|---|
| 20万問 | 2012年12月ごろ | 2013〜2014年稼働作品の製品ページ(日付なし) | ―(特定不能) |
| 30万問 | 2017年12月ごろ | 遅くとも2020年6月17日 | 2年半以内 |
| 40万問 | 2022年12月ごろ | 2023年12月(ゲーム内出題) | 約1年 |
| 50万問 | 2027年12月ごろ | ? | ? |
実測できた遅れは、40万問の約1年。30万問は「遅くとも2020年6月」までしか詰められなかったので2年半以内という上限しか出せず、20万問は製品ページに日付がないので計算できません。基準日つきの1件が、いちばん効きます。
ただ、この計算にはちゃんと弱点があるので、正直に置いておきます。年2万問というのは新作がほぼ毎年出ていたころの数字なんです。初代(2003年7月24日)から『夢幻の鏡界』(2021年5月26日)までは17年10か月。この間に稼働したバージョンの本数は、『QMA6 Extra』や『賢者の扉 Season2』のような同一タイトルの追加版を別に数えるかどうかで17〜19本と割れますが、どちらで数えても1本あたり362〜407日、つまりほぼ1年に1本でした。
ところが『夢幻の鏡界』→『黄金の道標』が789日、『黄金の道標』→『緋のアルカディア』が793日。直近2世代だけが2年2か月と、はっきり倍近くになっています。問題はバージョン稼働時だけでなくオンラインアップデートや検定の新テーマでも増えていきますが、当時のペースがそのまま続いている保証はありません。
そこで、遅い側の見積もりも出します。公式表記から確実に言えるのは「2023年12月の時点で40万問以上あった」ということだけ。ここをちょうど40万問だったと仮定して年2万問で進めると、50万問に届くのは2028年12月ごろになります。
実際に50万問へ届くのは2027年12月〜2028年12月のどこか。そこへ、公式が書くまでの約1年(上振れしても2年半以内)が乗る。これが今回の見立ての土台です。
答えが出る「器」は、どこにあるのか
数字が書き換わるのは、定型段落を流用せずに文面を新しく書き起こす場面です。これまで更新が確認できたのは、新バージョンの稼働告知、周年記念の告知(2024年10月3日の21周年記念くじ)、そしてゲーム内の検定クイズ(2023年12月)でした。
では、これから来る「器」の候補を並べてみます。
| 時期 | 起きること(見込み) | そう見る根拠 |
|---|---|---|
| 2026年9月24日(木) | 『緋のアルカディア』稼働1周年 | 2025年9月24日に稼働 |
| 2026年秋 | QMA23周年にひもづく告知 | 21周年くじが2024年10月3日 |
| 2027年11月下旬ごろ | 次期バージョンの稼働 | 直近2世代の間隔が789日・793日 |
| 2028年7月24日(月) | シリーズ稼働25周年 | 2003年7月24日に稼働開始 |
今回のクイズの判定に使うのは、コナミアミューズメントの公式トピックスとPR TIMESのリリース、KONAMIの製品ページ、e-amusement公式サイトのお知らせ、ゲーム内の出題や告知、QMA公式X(@QMA_staff)、そしてギネス世界記録の更新認定。ここに「50万問以上」「50万問突破」といった表記が初めて出た日が、その期間に入っている選択肢が正解です。
そして今回、⑧にはもうひとつ条件を入れてあります。「50万問以上」と言われないまま、公式が「60万問以上」と言った場合も⑧。大台の表記は10万問刻みで、しかも更新が不規則です。2023年12月にゲーム内で40万問以上と出しておきながら、2025年9月のリリースは30万問以上に戻っているくらいですから、50万問を一度も名乗らずに次の大台へ飛ぶ経路は十分ありえます。ちなみに年2万問線で60万問に届くのは2032年12月ごろ。⑧の「2031年1月以降」とも矛盾しません。
未来ヨム的・選択肢の考え方
ここからは私なりの見立てです。あくまで予測なので、最後はみなさんの直感で選んでくださいね!
◎ ④2028年7月〜12月……本命はここ。速い側の到達推定(2027年12月ごろ)に、実測できた遅れ約1年を足すと2028年12月。しかも2028年7月24日はシリーズ稼働25周年で、数字を打ち出す動機がいちばん強い日です。推定と器がぴったり重なる、いちばん素直な線だと見ています。
○ ⑤2029年1月〜6月……対抗はこちら。25周年で更新されず、その次に文面を書き起こす機会まで持ち越された場合。遅れが1年強に伸びるだけで、ここに落ちます。
▲ ⑥2029年7月〜12月……大穴はここ。遅い側の到達推定(2028年12月ごろ)に遅れ約1年を足すと2029年12月。増加ペースが近年鈍っているとみるなら、こちらが本線になります。
残る選択肢にも触れておきます。②2027年7月〜12月は次期バージョンの稼働に重なりますが、その時点の実数は速い側でも50万問にわずかに届かない計算なので、少し薄いと見ています。③2028年1月〜6月は25周年より前に別の告知が来た場合、①2027年6月30日までは実数がこちらの推定よりずっと先を走っていた場合。⑦2030年は、30万問のときのような2年半近い遅れが再現された場合です。そして⑧は、2031年以降になるか、60万問へ飛ぶか、シリーズが終わるなどして公表そのものが行われない場合。5年以上「30万問以上」を使い回してきた実績を思えば、こちらも薄いとは言い切れません。
あなたはどう予知る? 50万問目のクイズ
整理しましょう。判定するのは「公式が収録問題数を50万問以上と示した最初の日」で、その日が入る期間が正解です。手がかりは、年およそ2万問という増加ペース、40万問のときに実測できた約1年の遅れ、そして2028年7月24日の25周年という器。私の見立ては④→⑤→⑥の順に厚めでした。
ギネスの記録が197,429問で止まっているあいだに、収録問題数は公式が認めているぶんだけでもその2倍を超えました。かつて公式は、自分の問題数を○×クイズにしてプレイヤーに出しています。次にその数字が動くとき、今度は私たちのほうが先に答えを言えるかもしれません。あなたの予知を、選択肢にぶつけてみてください!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございましたー!
本記事は2026年9月4日時点で確認できた公開情報にもとづいています。「2023年12月現在で40万問以上」は、『黄金の道標』のゲーム内検定クイズ「クイズマジックアカデミー」で出題された○×問題によります。また、ギネス世界記録の計測日・認定日・記録名・数値はギネスワールドレコーズ公式サイトとファミ通の報道で突き合わせています(外挿の起点には、認定日ではなく計測日の2012年10月19日を使いました)。
本文 5,067文字/推定読了時間 約9分

