【Q.02953】 毎年11月にスイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表する世界デジタル競争力ランキング。2026年版の1位は?

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5年連続の王者交代か、スイスの連覇か

 こんにちは!今日も楽しく未来を予測していきたいと思います!

 「日本のデジタル競争力は世界で何位」——そんなニュースを見かけたことはありませんか? そのもとになっているのが、スイスのビジネススクールIMDが毎年発表している「世界デジタル競争力ランキング」です。

 このランキング、実は上位の入れ替わりがすごく激しいんです。2022年はデンマーク、2023年はアメリカ、2024年はシンガポール、そして2025年はスイス。4年連続で、1位の国・地域が毎年ちがいます。しかも2025年版は、1位スイスと3位シンガポールの差が、1位を100とするスコアでたったの0.82点でした。

 そこで未来ヨムから出題する予言テストはこちら━━11/11(水)にスイスのビジネススクール「国際経営開発研究所(IMD)」が発表する「世界デジタル競争力ランキング」。2026年版で総合1位になる国・地域は?

  • ①スイス
  • ②アメリカ
  • ③シンガポール
  • ④香港
  • ⑤デンマーク
  • ⑥オランダ
  • ⑦カナダ
  • ⑧その他(発表中止など)

 選択肢は、2025年版の総合順位の1~7位を、順位のとおりに並べたものです(有力そうな順ではありません)。4つまで選べて、締切は2026年11月3日(火・祝)23:59です。一緒に予知ってみましょう!

「世界デジタル競争力ランキング」ってどんなもの?

 IMDは、スイスのローザンヌにあるビジネススクール。その中の研究機関「世界競争力センター」が作っているのが、このランキングです。始まったのは2017年で、2025年版が9回目。69の国・地域が対象でした。

 測っているのは、「デジタル技術を取り入れて、経済や社会を変えていく力と準備」。中身は3つの因子に分かれています。

因子ざっくり言うと
知識新しい技術を学び、生み出す力(人材・教育・研究)
技術デジタル技術が育つ環境(規制・資金・通信などの基盤)
将来への備え社会や企業が実際に使いこなす力(人々の姿勢・企業の機敏さ・ITの活用)

 それぞれに3つずつ小項目があって、全部で61の項目。そのうち40項目は統計データ、21項目は各国の企業幹部へのアンケートで、統計データのほうが全体の3分の2の重みを持っています(IMD公式サイトの方法論のページより)。

 ここでひとつ注意を。IMDは毎年6月に「世界競争力ランキング」も発表していて、名前がよく似ていますが、こちらは別のランキングです。今回当てるのは、11月に出る「デジタル」のほうの総合1位ですよ。

 ちなみに日本は、2025年版で69の国・地域のうち30位。2021年からの5年間は28位→29位→32位→31位→30位と、30位前後で推移しています。

1位の歴史と、新しい王者の「出どころ」

 まずは、これまで9回の1位と2位を並べてみますね(IMDの公式レポートとニュースより)。

年1位2位
2017年シンガポールスウェーデン
2018年アメリカシンガポール
2019年アメリカシンガポール
2020年アメリカシンガポール
2021年アメリカ香港
2022年デンマークアメリカ
2023年アメリカオランダ
2024年シンガポールスイス
2025年スイスアメリカ

 9回で1位になったのは、アメリカ(5回)、シンガポール(2回)、デンマーク(1回)、スイス(1回)の4つだけ。2025年のスイスは、これが初めての1位でした。

 前の年の1位がそのまま1位を守った「連覇」は、2019~2021年のアメリカの3回だけ。2018年からの8回でいうと、連覇が3回、1位の交代が5回です。そして2022年からは、4年連続で交代が続いています。

 では、新しく1位になった国・地域は、前の年に何位だったのでしょう。2018~2025年の8回を数えてみました。

  • 前の年も1位(連覇)……3回
  • 前の年は2位……2回(2023年アメリカ、2025年スイス)
  • 前の年は3位……2回(2018年アメリカ、2024年シンガポール)
  • 前の年は4位……1回(2022年デンマーク)

 8回すべてが「前の年の4位以内」からでした。今回の選択肢でいえば①~④にあたります。前の年に5~7位だった国・地域が翌年いきなり1位になったことは、まだ一度もありません。ただし、これはたった8回分のデータ。法則と言いきるには、まだ少ない数です。

2025年版の上位を、3つの因子で見る

 次に、今回の選択肢①~⑦の中身を見てみましょう。スコアは1位を100とした相対値で、因子の欄はそれぞれの因子での順位です(IMD「世界デジタル競争力ランキング2025」レポートより)。

選択肢2024年→2025年スコア知識技術将来への備え
①スイス2位→1位100.001位7位2位
②アメリカ4位→2位99.296位1位8位
③シンガポール1位→3位99.184位2位6位
④香港7位→4位97.795位3位10位
⑤デンマーク3位→5位97.239位5位1位
⑥オランダ8位→6位96.827位4位4位
⑦カナダ13位→7位96.192位9位9位

 まず目を引くのが、上位3つの近さ。1位スイスと2位アメリカの差は0.71点、2位と3位にいたっては0.11点しかありません。1位から7位まででも、差は3.81点です。

 もうひとつ面白いのが、それぞれの「得意な因子」がバラバラなこと。スイスは知識で1位(しかも2021年から5年連続)、アメリカは技術で1位、デンマークは将来への備えで1位です。どこかひとつの因子で1位を取っても、総合1位になれるとは限りません。3つのバランスで決まるからこそ、毎年のように順位が入れ替わるんですね。

発表は11月11日。6月の「総合版」がヒントになる?

 2026年版の発表日は、IMDの公式サイトの「2026年のランキングの公表日」に、11月11日(水)と載っています。発表の時期は年によって動いていて、2022年までは5~10月(10月は2020年版の10月1日だけで、ほかは5~9月)でしたが、2023年からは11月(11月30日→11月14日→11月4日)になりました。2024年版はスイス時間の午前0時1分に公開されていて、日本時間では同じ日の朝8時1分。今回の締切は、発表予定日の1週間あまり前ということになります。

 予想のヒントになりそうなのが、さきほど「別物」と紹介した6月の世界競争力ランキングです。デジタル版の21項目のアンケートは、6月版と同じ、IMDが世界の企業幹部に行うアンケートの回答を使っています。2026年のアンケートは2月から4月に行われました(6月版の方法論のページより)。

 6月版の1位と、同じ年のデジタル版の1位を比べてみると、一致したのは9回中4回。ただ、時期で分けると様子が変わります。第1回の2017年は不一致(6月版が香港、デジタル版がシンガポール)。アメリカがデジタル版の1位を守り続けた2018~2021年は4回中1回だけでしたが、デジタル版の1位が毎年入れ替わるようになった2022年以降は、4回中3回が一致しています(外れた2023年は、6月版がデンマーク、デジタル版がアメリカでした)。

 そして2026年6月18日に発表された世界競争力ランキングは、1位シンガポール、2位香港、3位スイス(IMDのプレスリリースより)。スイスは2025年の1位から2つ順位を下げましたが、その主な理由は「経済のパフォーマンス」という因子の後退で、これはデジタル版にはない因子です。実はこの6月版は、未来ヨムも予言テストとして出題していました(正解はシンガポール)。11月のデジタル版でもシンガポールが返り咲くのか、気になるところです。

1位候補を考察!

①スイス
 知識の因子で5年連続1位という、ぶれない土台を持つ2025年の王者です。もし連覇すれば、2021年のアメリカ以来、5年ぶりの連覇になります。0.82点のリードを守りきれるかが見どころです。

②アメリカ
 9回中5回の1位は、ほかの国・地域(多くても2回)を大きく引き離す最多記録。技術の因子で1位に立ち、1位まで0.71点に迫っています。8位だった将来への備えが上向けば、2023年以来の返り咲きもありそうです。

③シンガポール
 初代王者で、2024年にも1位に立った実力者。技術の因子では2022~2024年に3年連続1位でした。同じアンケートを使う6月版で1位に戻ったのは、心強い追い風かもしれません。

④香港
 2025年に7位から4位へ、一気に3つ順位を上げた上り調子の地域。6月版でも2位まで上がってきました。デジタル版ではまだ1位がなく(最高は2021年の2位)、1位との差2.21点を1年で詰められるかに注目です。

 ⑤デンマークは2022年の王者で、将来への備えでは2025年版で世界1位。⑥オランダと⑦カナダは、「前の年に5~7位から1位」という、過去8回で一度もなかったパターンへの挑戦になります。⑧その他は、8位スウェーデン、9位アラブ首長国連邦、10位台湾など、①~⑦以外の国・地域が1位になった場合です。

まとめ

 世界デジタル競争力ランキングの1位は、2022年から4年連続で入れ替わっていて、2025年版の上位3つはわずか0.82点の差にひしめいています。過去8回の新しい1位はすべて前の年の4位以内からでしたが、6月の総合版で1位に戻ったシンガポールや、勢いのある香港の動きも見逃せません。スイスの連覇か、5年連続の王者交代か——あなたはどの4つに未来を託しますか? 11月11日の発表を、ワクワクしながら待ちましょう!


この予言テストの判定方法

  • IMD公式の「世界デジタル競争力ランキング(World Digital Competitiveness Ranking)」2026年版の、総合順位(OVERALL)1位の国・地域で判定します。確認先はIMD公式サイトのランキングページと、2026年版の公式レポートPDFの総合順位表です。
  • 「知識」「技術」「将来への備え」の因子ごとの1位、小項目の1位、人口や地域で分けた内訳ランキングの1位では判定しません。6月の「世界競争力ランキング2026」(1位シンガポール)など、IMDのほかのランキングも対象外です。
  • 国・地域名の表記ではなく、IMDの登録単位で判定します(USA=②アメリカ、Hong Kong SAR=④香港)。
  • 複数の国・地域が総合1位とされた場合は、該当するすべての選択肢を正解とします。
  • ①~⑦以外の国・地域が総合1位になった場合は⑧が正解です。

※①~⑦は、2025年版の総合順位の1~7位を順位順に並べたものです。
※過去の順位・スコア・因子別の順位は、IMD「世界デジタル競争力ランキング2025」の公式レポート(総合順位の表と、各国・地域のページにある5年分の推移)と、IMDの各年のニュース・プレスリリースにもとづきます。
※国・地域の名前は、IMDの登録単位(economy)にそろえています。IMD自身も、economy という言葉は政治的な独立を意味しないと断っています。
※本記事の情報は2026年10月13日時点のものです。

 最後まで読んでいただきまして、ありがとうございましたー!


本文 4,483文字/推定読了時間 約9分(500字/分)

選択肢

【問題&選択肢】

【 4 つまで選択可能  /  2026.11.09 @ 23:59 〆切 】
【Q.02953】 毎年11月にスイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表する世界デジタル競争力ランキング。2026年版の1位は?

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