
こんにちは!今日も楽しく未来を予測していきたいと思います!
8月26日、日本サッカーに"番狂わせの舞台"が24個できます
ジャイアントキリング。格下が格上を倒すこと。サッカーを見ていると、たぶん1年でいちばん心が動く瞬間の名前です。
その舞台が、2026年8月26日(水)にまとめて24個立ちます。天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会の2回戦。この日は32試合が同じ日に組まれ、そのうち24試合が「J1・J2のクラブ 対 1週間前の1回戦を勝ち上がってきたチーム」という顔合わせなんです。
天皇杯は引き分けで終わりません。90分で決まらなければ延長30分、それでも決まらなければPK方式。つまりこの24試合には、必ず24の勝者が生まれます。さて、そのうち何チームがジャイアントキリングを起こす側から出るでしょうか。今回はそこを予知っていただきます!
この記事での「ジャイアントキリング」の定義
言葉の使い方を、先にきっちり決めておきましょう。この記事と今回の予言テストでは、ジャイアントキリングを次の意味に限定します。
ジャイアントキリング=1回戦から出場した「都道府県代表」または「アマチュアシード」が、2回戦でシードのJ1・J2クラブを破ること。
ポイントは2つあります。
ひとつは、J1・J2のクラブどうしがぶつかる試合は、どちらが勝ってもジャイアントキリングに数えないこと。今年でいえば、札幌×甲府、磐田×宮崎、いわき×大分、鳥栖×富山、今治×秋田、大宮×八戸、山形×藤枝、仙台×栃木シティの8試合がこれにあたります。J2のクラブが同じJ2のクラブを倒しても、「格下が格上を倒した」とは言いにくいですからね。
もうひとつは、倒し方は問わないこと。90分で勝っても、延長で勝っても、PK方式で勝ち上がっても、ジャイアントキリング1件です。
つまり今回の問いは、24の舞台のうち何個で"番狂わせ側"が主役になるかを数えるものになります。
そもそも、なぜ24の舞台ができるのか
天皇杯は、1921年(大正10年)に第1回が行われた、100年を超える歴史を持つ大会です。いちばんの特徴は「オープン大会」であること。J1のクラブも、大学のチームも、地域のクラブも、同じトーナメント表の中に並びます。だからこそ、ジャイアントキリングという言葉がいちばん似合う舞台なんですね。決勝は2027年1月1日(金・祝)、国立競技場。元日に日本一が決まる、あの大会です。
第106回の出場は88チーム。内訳はこうなっています。
- J1リーグ:20クラブ
- J2リーグ:20クラブ
- アマチュアシード:1チーム(筑波大学/5年連続36回目の出場)
- 都道府県代表:47チーム この88チームが、次の順番で合流します。
| ラウンド | 日程 | 出場するチーム |
|---|---|---|
| 1回戦 | 8月19日(水) | アマチュアシード+都道府県代表の48チーム → 24チームが勝ち上がり |
| 2回戦 | 8月26日(水) | 1回戦の勝者24+J1・J2の40クラブ=64チームで32試合 |
| 3回戦 | 9月23日(水・祝)/10月7日(水) | 2回戦の勝者32チーム |
J1・J2のクラブにとっては、8月26日がいきなりの初戦。ここで40クラブのうち24クラブが1回戦の勝者と当たり、残る16クラブ(すべてJ2)が8試合で潰し合う——だから、ジャイアントキリングの舞台は32個ではなく24個になるわけです。
ちなみに、その8試合でJ2の16クラブが相殺されるので、1回戦の勝者と当たるのはJ1の全20クラブとJ2の4クラブ(徳島・横浜FC・新潟・湘南)。J1が丸ごと"格下との一発勝負"に放り込まれる年、ということになります。
ジャイキリを起こす側は、実はアマチュアだけではありません
ここでひとつ、毎年みなさんに驚かれるポイントを。「都道府県代表=アマチュア」ではありません。
47の代表枠には、大学チームや地域リーグのクラブだけでなく、J3のクラブやJFLのクラブもたくさん含まれています。J3クラブは各都道府県の予選を勝ち抜いて出場するルールなので、「県代表」という肩書きでプロが混ざってくるんですね。
だからこの記事の定義では、J3のクラブがJ2のクラブを倒しても、大学チームがJ1のクラブを倒しても、どちらも同じ1件のジャイアントキリングとして数えます。「1回戦から戦って勝ち上がってきた側が、シードで待っていた側を倒した」——その一点で揃えたほうが、数え方がぶれないからです。
そして、ジャイキリはちゃんと起きます
天皇杯の序盤ラウンドでジャイアントキリングが生まれやすい理由は、だいたい3つに整理できます。
- 一発勝負であること。 リーグ戦のようにホーム&アウェイで力を確かめ合う機会がなく、90分(+延長・PK)ですべてが決まります。
- Jクラブがメンバーを入れ替えて臨みやすいこと。 リーグ戦の日程を考えれば、序盤ラウンドで主力を全員そろえるクラブばかりではありません。
- 格下側に失うものがないこと。 挑戦する側は思い切りよく、受ける側は「負けられない」。この温度差が、90分のどこかで顔を出します。
実際、直近5大会の2回戦だけを見ても、大学チームがJ1クラブを2-0で退けた例、JFLのクラブがJ1クラブをPK戦の末に沈めた例、J3のクラブがJ1クラブを完封した例が、それぞれちゃんと残っています。
今回の予言テストは、これです
今回、私・未来ヨムからみなさんに出題する問いはこちら。
8/26(水)に行われる天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会・2回戦。都道府県代表・アマチュアシードがシードのJ1・J2クラブを倒す「ジャイアントキリング」は、何チームぶん起きる?
①1チーム ②2チーム ③3チーム ④4チーム ⑤5チーム ⑥6チーム ⑦7チーム以上 ⑧0チーム、その他(試合中止など)
数え方をもう一度だけ整理します。
- 数える試合:32試合のうち、Jクラブ 対 1回戦の勝者となる24試合。
- 数えない試合:J2どうしがぶつかる8試合。どちらが勝ってもノーカウントです。
- 1件の数え方:シードのJ1・J2クラブを倒した都道府県代表・アマチュアシード1チームにつき1件。延長・PK方式での勝ち上がりも含みます。
- 結果が確定するのは:2026年8月26日(水)、24試合がすべて終わった時点。
過去5大会の「ジャイキリ発生数」を数えました
では、相場観をつかみましょう。上の定義とまったく同じ数え方で、直近5大会の2回戦を1試合ずつ分類し直してみました。
| 大会 | 舞台の数(対象カード) | ジャイアントキリング | うちJ1クラブが倒された数 |
|---|---|---|---|
| 第101回(2021) | 26 | 7 | 5 |
| 第102回(2022) | 24 | 0 | 0 |
| 第103回(2023) | 24 | 4 | 2 |
| 第104回(2024) | 25 | 3 | 3 |
| 第105回(2025) | 23 | 5 | 4 |
| 合計 | 122 | 19 | 14 |
合計122の舞台のうち19件ですから、発生率はおよそ15.6%。24の舞台に換算すると、期待値はおよそ3.7チームになります。実績の中央値はちょうど4です。
注目してほしいのは、平均ではなく振れ幅のほうです。第102回(2022)は24の舞台すべてでシード側が勝ち切り、ジャイキリは0。ただしこの年、スコアを見ると1点差やPK決着がいくつも並んでいて、「一方的だった年」ではまったくありませんでした。逆に第101回(2021)は7件が飛び出し、そのうち5件はJ1クラブが倒されたものです。
0にも7にもなる。この振れ幅こそが、この問いの醍醐味なんですよね。
第106回ならではの、3つの変数
過去の相場をそのまま当てはめてよいかというと、今年はちょっと事情が違います。
変数1:Jリーグが秋春制に移行しました。 2026/27シーズンのJ1は8月7〜9日の開幕。天皇杯2回戦の8月26日は、Jクラブにとって開幕からまだ3週間足らずという、実戦感覚をようやく取り戻しかけた時期にあたります。これまでの天皇杯2回戦は6月開催、つまりJがシーズン中盤の時期でしたから、前提が入れ替わったことになります。一方、JFLや大学、地域リーグのチームは年間日程の中盤で稼働中。この主客の逆転が、ジャイキリ発生数をどちらに動かすか。
変数2:J1の20クラブが全部、舞台に立ちます。 J2どうしの8試合で16クラブが消えるため、「格下と対戦するJ1」の数が最大化されています。J1が倒される可能性のある試合が20もあるというのは、過去5大会と比べても厚い条件です。
変数3:挑戦者の顔ぶれがまだ見えません。 8月2日の時点では、47の都道府県代表のうち12の枠がまだ公式サイトに掲載されていません(栃木・群馬・神奈川・長野・岐阜・滋賀・大阪・奈良・山口・愛媛・福岡・沖縄)。そのうえ1回戦(8/19)で48チームが24チームに絞られます。「誰がジャイキリに挑む側になるか」と「そのチームが本当に倒せるか」の二段構えで予知る必要がある、というわけですね。
未来ヨム的・選択肢の考え方
ここからは私なりの見立てです。あくまで予測なので、最後はみなさんの直感で選んでくださいね!
④4チーム……過去5大会の中央値がちょうど4です。相場どおりに落ち着くならここ。迷ったときの基準点として、いちばん置きやすい選択肢だと思います。
⑤5チーム/③3チーム……期待値3.7をはさむ両隣。直近の第105回が5、第104回が3ですから、「近い年の再現」を狙うならこのあたり。本命帯の実質的な本丸はこの3択(③④⑤)かもしれません。
⑦7チーム以上……第101回(2021)に7件の前例があります。開幕直後で噛み合わないJクラブが重なると、一気にここまで届く可能性は残ります。J1が20も舞台に立つ今年の条件を重く見るなら、面白い一手。
⑧0チーム、その他……第102回(2022)に、24の舞台すべてでシード側が勝ち切った実例があります。この選択肢は決して"空箱"ではありません。 J1全20クラブが出そろう年だからこそ、逆に総力で押し切る展開もあり得ます。中止・延期が起きた場合もここが受け皿になります。
まとめ:あなたは、ジャイキリ何チームと予知りますか?
整理しましょう。数えるのは8月26日(水)の24の舞台で、都道府県代表・アマチュアシードがシードのJ1・J2クラブを倒した数。J2どうしの8試合は対象外で、延長・PK方式での勝ち上がりも1件に数えます。過去5大会の実績は0〜7チーム、発生率15.6%、24の舞台に換算した期待値は約3.7チームでした。そこに「Jリーグ開幕直後」「J1全20クラブが舞台に立つ」という、今年だけの条件が乗ります。
1回戦が終わる8月19日の夜には、24の対戦カードがすべて姿を現します。そのときあなたの予想は動くのか、それとも動かないのか。8月26日、ジャイアントキリングは何チームぶん起きるのか。 あなたの予知を、選択肢にぶつけてみてください!
本文 4,473文字(実測)/推定読了時間 約8分
判定方法
該当試合すべてが終了したあとに判定します。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございましたー!
関連リンク
【天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会】 (JFA)

