★未来確定★【Q.02891】 9/15(火)18:00~授賞式が行われる「日本ゲーム大賞2026」。年間作品部門の大賞を受賞するのは?

 さあ、待ちに待った答え合わせの時間がきました。
 正しい未来は……、
 ⑥の【ぽこ あ ポケモン(ポケモン)】だったようです。

 ポケモン初のスローライフサンドボックス。CESAの受賞理由は「圧倒的支持」で、この1本には5歳から79歳までの票が集まったそうです。

すぐに解答したい場合はこのテキストをクリック!】

 こんにちは!今日も楽しく未来を予測していきたいと思います!

 9月といえば、ゲーム好きにとっては東京ゲームショウの月。今年のTGSは9月17日(木)から21日(月・祝)まで、幕張メッセで5日間の開催だよ(日本ゲーム大賞 公式サイト「フューチャー部門」)。でもね、その2日前に、まったく別の会場で「今年のいちばん」が決まるのを知ってる?

 9月15日(火)の18時から、東京・有楽町のヒューリックホール東京で開かれるのが「日本ゲーム大賞2026」の発表授賞式。ここで「年間作品部門」の大賞が発表されます(日本ゲーム大賞 公式サイト「開催概要」)。

 今回、未来ヨムから出題する問いはこちら。この大賞に選ばれるのは、どの作品なのか。

 ……これ、はっきり言ってめちゃくちゃ難しい問題です。理由はあとで書くけど、この賞、ノミネート作品が事前に一切公表されないんだ。だからこそ、予言者の腕が試される。一緒に考えてみよう!

そもそも「日本ゲーム大賞」ってどんな賞?

 主催は一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)。東京ゲームショウを主催している、あの団体です。ゲームの賞としては国内でいちばん歴史が長い部類だよ。

 どのくらい長いかというと、CESA公式の「過去の『大賞』受賞作品」一覧では1997年が第1回。そこから途切れずに続いて、2025年が第29回、『メタファー:リファンタジオ』(アトラス)が受賞。つまり今年は、数えて30回目ということになります。

 ここでちょっとややこしい話をひとつ。第1回の開催名は「CESA大賞'96」でした(公式の「過去のゲーム大賞」ページに、当時の受賞作品一覧がそのまま残っています)。賞名に入っている'96は「対象年」、一覧の1997年は「授賞式の年」。同じ回を別の年号で呼んでいるだけなんだよね。アワードの年号が対象年なのか開催年なのかは賞ごとに違うので、ここは毎回たしかめたいところ。

 そしてこの第1回、最高賞の名前は「大賞」ではなく「作品賞」でした。受賞したのは『サクラ大戦』(セガ・エンタープライゼス、セガサターン)。「大賞」という名前になるのは第2回「CESA大賞'97」からで、その最初の大賞は『ファイナルファンタジーVII』(スクウェア、プレイステーション。授賞式は東京・六本木のヴェルファーレで行われた、と公式レポートにあります)。

 賞の名前もその後ずっと変わり続けます(以下は授賞式の年で数えます)。「CESA大賞」→「日本ゲーム大賞」→2002年から2005年までは「CESA GAME AWARDS」→そして2006年からいまの「日本ゲーム大賞」。公式の過去ページを辿るだけで、30年ぶんの看板の掛け替えが並んでいて、これはこれで読み物として面白い。

 部門は大きく3つ。年間作品部門(すでに発売された作品が対象)、フューチャー部門(TGS会場で発表・展示される未発売作品が対象)、経済産業大臣賞(人物やチームが対象)。年間作品部門の中にはさらに、ゲームデザイナーズ大賞(2010年設置)、ブレイクスルー賞とムーブメント賞(2024年新設)があります(公式サイト「開催概要」)。

 今年の日程はこう。

部門日時会場
経済産業大臣賞/年間作品部門9月15日(火)18:00〜ヒューリックホール東京
フューチャー部門9月20日(日)13:00〜東京ゲームショウ2026 イベントステージ

 司会は、執筆時点(2026年8月19日)ではまだ「未定」。ちなみに去年は伊集院光さんと前田美咲さんが務めていました。

今年の対象は「6月始まり」の、最初のまるまる1年

 ここ、予想するうえでいちばん大事なところ。

 日本ゲーム大賞2026の対象作品は、2025年6月1日から2026年5月31日までに日本国内でリリースされた全作品です(公式サイト「年間作品部門」)。プラットフォームの制限はなし。家庭用ゲーム機もPCもスマホも、海外作品の日本版移植も全部入ります。

 ただし、この対象作品の欄には但し書きがついています。

ただし、上記期間外にリリースされたのち、その年に話題となった場合は対象に含む。

 つまり期間の外にも扉は開いている。おもしろいのは、一般投票のほうには逆のルールがあること。投票ページには「上記対象期間外のタイトル名を記入された場合は、無効票となりますのでご注意ください」と明記されています。投票では弾かれるけれど、選考では拾われうる。この非対称、覚えておいて損はないです。

 で、この「6月始まり」は去年からのルールなんだ。公式サイトにこう書いてある。

※例年、「年間作品部門」では4月1日から3月31日までの間にリリースした作品を対象としておりましたが、今回より6月1日から5月31日までの間にリリースした作品と、対象となる発売期間が変更になりました。今年は移行期間につき2025年4月1日〜2025年5月31日も対象に含み、14カ月間にリリースされた全作品を対象とします。
(日本ゲーム大賞2025 公式サイト「年間作品部門」)

 つまり去年は14か月ぶんという変則だった。2026年は、新しい区切りでの最初のまるまる12か月というわけ。

 そしてこの12か月、ちょっと出来すぎな並びになっています。Nintendo Switch 2の日本発売日は2025年6月5日。対象期間が始まった4日後だよね。この1年はほぼそのまま、Switch 2の1年目と重なっています。

 逆に、期間の切り方でこぼれた作品もある。『モンスターハンターワイルズ』(2025年2月28日)、『ELDEN RING NIGHTREIGN』(2025年5月30日)、そして年末のThe Game Awards 2025でGame of the Yearを獲った『Clair Obscur: Expedition 33』(日本国内は2025年4月24日)。この3本はどれも対象期間の外です。ただし取りこぼされたわけじゃなくて、前2本は日本ゲーム大賞2025の優秀賞、『Clair Obscur』は同じくブレイクスルー賞を、すでに受け取っている。一度表彰された作品を、さっきの但し書きで拾い直すというのは考えにくいよね。ここを勘違いすると予想がまるごとズレるので、まず期間を押さえておこう。

大賞はどうやって決まるの?

 決め方は「一般投票 + 選考委員会の審査会」の二段構え。

 一般投票は2026年6月12日(金)13時から7月17日(金)23時59分までで、もう締め切られています。参加資格に制限はなく、性別・年齢・国籍・居住地・プレイ経験を問わず、1人につき1作品・1回のみ有効(4Gamer.net、2026年6月11日)。

 そのうえで「日本ゲーム大賞選考委員会」が審査会を開きます。選考基準は6項目。

  1. ゲームデザイン(企画・構成)
  2. プログラミング(各プログラミング技術)
  3. グラフィック(映像表現)
  4. サウンド(サウンド表現)
  5. シナリオ(ストーリー展開)
  6. ユーザー評価

 注目は6番目。ここが2つに分かれていて、公式にはこう書かれています。

※1.「大賞」「優秀賞」については、一般投票集計結果を参考データとして評価します。選考に際しては、投票数を重視した上で審議します。
※2.販売本数を審査会の参考データとして評価します。
(日本ゲーム大賞2026 公式サイト「選考基準」)

 投票も売上も"参考データ"。ここ、めちゃくちゃ大事なポイントです。

 「投票がもう締め切られてるなら、答えはもう決まってるんじゃないの?」と思うよね。でも公式は「重視した上で審議します」と書いていて、「得票1位をそのまま大賞にします」とはどこにも書いていない。票は審査会に入っていく材料であって、出てくる答えそのものではないんです。だからこの問題は、いまでもちゃんと"答えのない問い"なんだよ。

 そしてもうひとつ、この賞ならではの難しさがある。優秀賞そのものが、当日まで出てこないんです。

経済産業大臣賞、ブレイクスルー賞、ムーブメント賞、特別賞の受賞作品を、さらにはゲームデザイナーズ大賞、優秀賞を発表。そして優秀賞の中から大賞を発表します。
(日本ゲーム大賞2025 公式サイト「年間作品部門」)

 映画の賞なら「ノミネート10本のうちどれ?」と聞けるけど、この賞にはその10本が無い。2026年の受賞作品ページも、いまは「決定後公開させていただきます」の一行だけ。母集団は、対象期間の1年間に日本で出た全部のゲームということになります。

歴代29回・36作品を数えてみた

 手がかりは過去にあります。CESA公式の「過去の『大賞』受賞作品」ページには、1997年から2025年までの受賞作が全部載っている。これを作品単位で数え直しました(1997年〜2025年の29回ぶん/未来ヨム調べ)。

 まず、29回で36作品。数が合わないのは、大賞が2作品同時に選ばれた年が7回あるからです(2003・2006・2007・2008・2009・2014・2021年)。直近は2021年の『Ghost of Tsushima』と『モンスターハンターライズ』。だから今年も、大賞がひとつとは限らない。

 発売元で分けるとこうなります。

発売元(CESA公式一覧の社名)作品数代表例
任天堂12ゼルダの伝説 時のオカリナ(1999)/スプラトゥーン(2016)/あつまれ どうぶつの森(2020)/ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(2024)
カプコン8モンスターハンター(2004)/モンスターハンター:ワールド(2018)/モンスターハンターライズ:サンブレイク(2023)
スクウェア・エニックス5ファイナルファンタジーVII(1998)/ドラゴンクエストVIII(2005)
ソニー系(SCE/SIE)3どこでもいっしょ(2000)/Ghost of Tsushima(2021)
セガ系2サクラ大戦(1997)/ファンタシースターオンライン(2001)
レベルファイブ2妖怪ウォッチ(2014)/妖怪ウォッチ2(2015)
ナムコ/コナミ/フロム・ソフトウェア/アトラス各1太鼓の達人(2003)/METAL GEAR SOLID 4(2009)/ELDEN RING(2022)/メタファー:リファンタジオ(2025)

 任天堂12作品とカプコン8作品で、36作品中20作品。しかもカプコンの8作品は全部モンスターハンターシリーズなんだよね。すごくない?

 もうひとつ、面白い数え方をしてみました。新しいゲーム機が出た年、そのハードと同じ日に発売された作品が大賞を獲ったことがあるか。CESA公式一覧の発売日と、各ハードの日本発売日を突き合わせたところ、36作品中2回ありました。

  • 『Wii Sports』(2007年の大賞)……Wiiの日本発売日と同じ2006年12月2日
  • 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(2017年の大賞)……Nintendo Switchの日本発売日と同じ2017年3月3日

 2回だけなので「法則」と言うつもりはありません。ただ、今年の対象期間がSwitch 2の1年目とほぼ重なっていることを思うと、ちょっと気になる数字ではあるよね。

 そして直近の傾向としては、最大手以外も獲っている。2022年はフロム・ソフトウェアの『ELDEN RING』、2025年はアトラスの『メタファー:リファンタジオ』。売上規模がいちばんの作品が必ず獲るわけではない、というのは頭に入れておきたいところ。

候補の7作品は、こうやって選びました

 ここからが本題。さっき書いたとおり、この賞には公式のノミネートが存在しません。だから①〜⑦は、未来ヨムが基準を決めて選んだものです。私の好みは入っていません。使ったのは次の2つの基準だけ。

  • 基準A:対象期間内に日本国内で発売され、発売元が公式に発表した全世界販売本数が、1タイトルで400万本を超えた作品。ただし発売元が日本のゲームメーカーであることを条件に加えました(理由は後述) → 6作品
  • 基準B:日本のゲームファンの投票で決まる「ファミ通・電撃ゲームアワード2025」で Game of the Year を受賞した作品 → 1作品

 基準Aの数字は、公式が選考基準に「販売本数を審査会の参考データとして評価します」と書いているから。基準Bは、同じく公式が「投票数を重視した上で審議します」と書いているから。軸そのものは私の思いつきではなく、主催が自分で挙げているものです。そこに歴代の実績からの絞り込みを1つだけ自分で足しました(後述の「日本のゲームメーカー」)。この2つの和集合が、ちょうど7作品になりました。

 基準Aに「日本のゲームメーカー」という条件を足したのは、歴代36作品の社名欄がすべて日本のメーカーだったからです(任天堂、カプコン、スクウェア・エニックス、セガ系、ソニー系、レベルファイブ、ナムコ、コナミ、フロム・ソフトウェア、アトラス)。開発が海外スタジオという例は2021年の『Ghost of Tsushima』がありますが、それも発売元は日本のソニー・インタラクティブエンタテインメントでした。

 この条件ではじいた作品を、1本だけ名指ししておきます。『Battlefield 6』(エレクトロニック・アーツ/グローバル発売は2025年10月10日、時差の関係で日本では11日スタート)。EAが「発売3日で全世界700万本超」と発表しているので、数字のほうは基準Aを軽々とクリアしています。公式の作品基準も「海外作品の日本版移植作品も含みます」と明記しているので、もちろん対象作品。数字ではなく29年ぶんの歴史のほうを根拠にして、⑧に置きました。この線引きに納得できないなら、迷わず⑧を選んでください。

#タイトル(発売元)国内発売日全世界販売本数(時点/出典)
マリオカート ワールド(任天堂)2025/6/51,539万本(2026年6月末/任天堂IR)
ドンキーコング バナンザ(任天堂)2025/7/17478万本(2026年6月末/任天堂IR)
SILENT HILL f(KONAMI)2025/9/25200万本(2026年4月22日/KONAMI。出荷本数)
Pokémon LEGENDS Z-A(ポケモン)2025/10/161,279万本(2026年3月末/任天堂決算。Switch版885万+Switch 2 Edition版394万。うちSwitch 2 Edition版は6月末時点で399万本)
バイオハザード レクイエム(カプコン)2026/2/27800万本(2026年6月末/カプコン 2027年3月期第1四半期決算)
ぽこ あ ポケモン(ポケモン)2026/3/5500万本(2026年8月14日発表/株式会社ポケモン)
トモダチコレクション わくわく生活(任天堂)2026/4/16794万本(2026年4〜6月期/任天堂 2027年3月期第1四半期決算。同資料では8月5日までの累計が800万本超と示されている)

 ※数字の意味はメーカーごとに違います。任天堂と株式会社ポケモンとカプコンは「販売本数」、KONAMIは「出荷本数」。時点もそろっていません。横並びで厳密に比較できる数字ではない、という前提で見てください。

 では1本ずつ。並びは発売日順で、有力・不利の順ではありません。

①マリオカート ワールド(2025年6月5日/任天堂)
 Nintendo Switch 2と同時に出たローンチタイトルで、全世界1,539万本は候補中ダントツ。同じ2026年6月末時点でSwitch 2本体は2,368万台(任天堂IR)だから、本体1台あたり0.65本という計算になります。ファミ通・電撃ゲームアワード2025ではミュージック部門を受賞しました。

②ドンキーコング バナンザ(2025年7月17日/任天堂)
 地形をひたすら壊して掘り進む、任天堂の完全新作。ファミ通・電撃ゲームアワード2025ではアクション部門を受賞しています。478万本という数字は、Switch 2専用の完全新規タイトルとしては強い部類だよね。

③SILENT HILL f(2025年9月25日/KONAMI)
 昭和の日本の田舎町を舞台にしたサイコロジカルホラー。全世界200万本と、数字では候補中いちばん小さい。でもファミ通・電撃ゲームアワード2025のGame of the Yearはこの作品(KADOKAWA、2026年3月14日発表)。同アワードではMVC(ベストゲーム開発者・スタジオ)にも『SILENT HILL f』開発チームが選ばれ、ボイスアクター部門も同作の加藤小夏さんが受賞しています。日本のゲームファンの投票で1位に立った作品というのは、投票を重視するこの賞では見逃せない実績だよね。

④Pokémon LEGENDS Z-A(2025年10月16日/ポケモン)
 全世界1,279万本で、数字では①に次ぐ2番手。ファミ通・電撃ゲームアワード2025ではRPG部門とキャラクター部門(カラスバ)を受賞。ポケモン本編系のタイトルは国内でも桁が違うので、一般投票の票数という点ではかなり手強い候補です。

⑤バイオハザード レクイエム(2026年2月27日/カプコン)
 全世界800万本(2026年6月末/カプコン 2027年3月期第1四半期決算)を、シリーズ史上最速のペースで積み上げました。3月末時点では690万本だったので、4〜6月の3か月で110万本前後を上乗せした計算になります(「800万本突破」という発表なので、実数はもう少し上かもしれません)。そして忘れちゃいけないのが、この作品は昨年のフューチャー部門受賞作だということ(日本ゲーム大賞2025 フューチャー部門11作品のひとつ)。未発売の段階で「期待」の賞を獲り、完成後に本編の賞へ——という流れが成立するかどうか、注目です。

⑥ぽこ あ ポケモン(2026年3月5日/ポケモン)
 「ポケモン」初のNintendo Switch 2専用ソフト。人間の姿になったメタモンが主人公という変化球で、発売後4日で世界220万本、そして「約4カ月間で500万本」(株式会社ポケモン、2026年8月14日発表。3月5日発売なので実日数では約5か月ですが、公式リリースの表記をそのまま引いています)。気になるのは、ポケモンが対象期間内に大型タイトルを2本出していること。④と⑥でポケモンファンの票が分かれる可能性がある、という見方もできます。

⑦トモダチコレクション わくわく生活(2026年4月16日/任天堂)
 13年ぶりのシリーズ新作が、2026年4〜6月の3か月だけで全世界794万本という爆発を起こしました。同じ決算資料では、8月5日までの累計が800万本を超えたことも示されています。国内でも初週56万本超、その後150万本を突破。「普段あまりゲームをしない層まで巻き込んだ」という意味では、選考基準の「ユーザー評価」にも、ムーブメント賞の選考基準(普段積極的にゲームをプレイしないユーザーを含む幅広い層にアプローチ)にも刺さる作品です。

⑧「その他」は、決して空箱じゃない

 この問題、実は⑧がかなり厚い。なにしろ母集団は1年ぶんの全リリース作品だからね。

 いちばん名前を挙げておきたいのが『Ghost of Yōtei』(2025年10月2日/ソニー・インタラクティブエンタテインメント)。全世界330万本(2025年11月2日時点/ソニーグループ発表)で基準Aの400万本には届かず、ファミ通・電撃ゲームアワード2025でも受賞はグラフィック部門とアクションアドベンチャー部門でGOTYではない。だから機械的に⑧に入りました。でも——前作『Ghost of Tsushima』は、2021年の大賞受賞作です。歴代36作品のなかで、開発が海外スタジオという珍しい例でもある(CESA公式一覧の社名はソニー・インタラクティブエンタテインメント)。

 しかも数字のほうにも但し書きがつきます。330万本というのは、あくまでソニーグループが公式に出した最後の数字(2025年11月2日時点)。その後の公式発表は見当たらないけれど、調査会社Alinea Analyticsの推計では2026年上半期だけでさらに約110万本を上乗せしたとされ、公式の330万本と足すと440万本を超える計算になります(あくまで推計値で、発売元が出した数字ではありません)。私の基準Aは「発売元の公式発表」に限っているので⑧に置きましたが、実力の面では①〜⑦と何も変わらない。⑧に賭けるなら、まずこの1本だと思う。

 ほかにも、『カービィのエアライダー』(190万本)、『スーパーマリオギャラクシー+スーパーマリオギャラクシー2』(任天堂の決算では『2』276万本・『1』260万本と別タイトルとして集計されている)、『ドラゴンクエストVII Reimagined』、『桃太郎電鉄2』、『ホロウナイト シルクソング』——みんな対象期間内です。スマートフォン向けタイトルも対象で、去年はムーブメント賞に『ポケポケ』が選ばれています。

 そして大賞が2作品同時になる可能性。さっき書いたとおり過去29回で7回起きています。ただし今年の公式サイトの「表彰」欄は大賞(1作品)と部数まで明記していて、「該当数」となっているのは優秀賞のほうだけ。過去には7回あった/今年の建前は1作品、と二段で理解しておくのがよさそう。もし①〜⑦のどちらも入らない2作品が同時受賞したら、それも⑧になります。

まとめ

 整理すると、今年の構図はこう。数字の軸なら①マリオカート ワールドが頭ひとつ抜けていて、投票の軸なら③SILENT HILL fが日本のファン投票でGOTYを獲っている。本命が2つに割れているんだよね。そこに④⑤⑥⑦という桁違いの売上を持つ作品が絡んで、さらに歴代36作品中20作品を占める任天堂+カプコンという看板がのしかかる。一般投票はもう締め切られたけれど、公式が「参考データ」と書いている以上、答えはまだ誰にも分からない。

 9月15日(火)18時、ヒューリックホール東京。TGSが幕張で始まる2日前に、今年のいちばんが決まります。あなたは、どの作品に予言する?

判定方法

 当日の発表をもとに判定します。判定対象は年間作品部門の「大賞」のみで、優秀賞・特別賞・ブレイクスルー賞・ムーブメント賞・ゲームデザイナーズ大賞・経済産業大臣賞、および9月20日発表のフューチャー部門は判定に用いません。

 大賞が2作品同時受賞となった場合は、①〜⑦のうち受賞作を含む選択肢を正解とします(2作品とも①〜⑦にある場合は両方正解)。どちらも①〜⑦に無い場合、①〜⑦以外の作品が受賞した場合、および9月15日に発表が行われなかった場合は⑧を正解とします。

 最後まで読んでいただきまして、ありがとうございましたー!


本文 9,274文字(実測)/推定読了時間 約19分(500文字/分で換算)

関連リンク

【公式サイト】

選択肢

【問題&選択肢】

【 4 つまで選択可能  /  2026.09.15 @ 17:30 〆切 】
【Q.02891】 9/15(火)18:00~授賞式が行われる「日本ゲーム大賞2026」。年間作品部門の大賞を受賞するのは?

  • ①マリオカート ワールド(任天堂) (11%, 1 アンケート)
  • ②ドンキーコング バナンザ(任天堂) (11%, 1 アンケート)
  • ③SILENT HILL f(KONAMI) (11%, 1 アンケート)
  • ④Pokémon LEGENDS Z-A(ポケモン) (11%, 1 アンケート)
  • ⑤バイオハザード レクイエム(カプコン) (22%, 2 アンケート)
  • ⑥ぽこ あ ポケモン(ポケモン) (11%, 1 アンケート)
  • ⑦トモダチコレクション わくわく生活(任天堂) (11%, 1 アンケート)
  • ⑧その他(Ghost of Yōteiなど①〜⑦以外の作品、発表中止など) (11%, 1 アンケート)

総回答者数: 4

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