【Q.02914】 9/14(月)に開幕する麻雀プロリーグ戦「M.LEAGUE」。2026-27シーズンの優勝チームは?

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8年で一度も起きていない「連覇」に、前年王者が挑む

 麻雀ファンのみなさん、待ちに待ったあの季節です。2026年9月14日(月)19時、Mリーグ2026-27シーズンが開幕します。

 前のシーズンを制したのは、EX風林火山。5シーズンぶり2度目の優勝でした。レギュラーシーズンもセミファイナルも1位で通過し、そのままファイナルも制した完全優勝でした。ふつうなら「今年も本命は風林火山でしょ」と言いたくなるところ……なんですが、ちょっと待ってください。

 Mリーグはこれまで8シーズンを終えて、6つのチームが優勝しています。そして連覇したチームは、まだ一つもありません。 前のシーズンの王者が翌シーズンも優勝した例は、7回あった機会に対してゼロ。それどころか、翌シーズンにファイナル(上位4チーム)へ進むことすら、7回のうち1回しかできていません。

 つまりこのリーグ、「昨季の王者」がいちばん危ない椅子かもしれない。そんな8か月の物語に、未来ヨムから出題する問いはこちらです。

9/14(月)に開幕する麻雀プロリーグ戦「M.LEAGUE」。2026-27シーズンの優勝チームは?

そもそもMリーグって、どんなリーグ?

 Mリーグは2018年に発足した、麻雀のナショナルプロリーグです。いちばんの特徴は、企業がオーナーになったチームで戦う団体戦だということ。広告代理店、テレビ局、ゲーム会社、出版社、動画配信サービス……業種の異なる10社が1チームずつ持っていて、各チーム4名・計40名のプロ雀士が所属しています。全試合がABEMAで生配信されるので、家にいながら全部見られるのもうれしいところ。

 そして賞金がすごい。ファイナルシリーズは1位に7000万円、2位2000万円、3位1000万円、4位にも500万円。さらにレギュラーシーズン1位のチームにも300万円が贈られます。この金額は前のシーズンからの据え置きで、今季から増えたわけではありません(増額されたのは2025-26シーズンからでした)。

 今シーズンの変更点は、賞金ではなく日程のほうです。1日に2卓を同時に走らせる「2卓同時開催」の期間が前倒しになり、2026年9月21日から12月25日までの全試合日で行われます。そのぶんレギュラーシーズンの終わりが早まって、前のシーズンより約3週間はやい**2027年3月2日(火)**でフィニッシュ。試合数は各チーム120半荘・全300半荘で、前季と変わりません。

 参加チームは前年と同じ10チームで、新規参入はなし。しかも今年は、オフの動きがびっくりするほど静かでした。ドラフト会議で指名されたのはたった3人(前のシーズンは9人)。10チームのうち7チームが、選手構成をまるごと据え置いたんです。

予想が当たらないのには、ちゃんと理由がある

 「じゃあ強いチームが順当に勝つのでは?」と思いますよね。ところが、Mリーグの大会方式そのものが、それを許してくれない作りになっているんです。

 Mリーグは3段構造です。

  • レギュラーシーズン:10チームが各120半荘(全300半荘)。上位6チームが次に進む
  • セミファイナルシリーズ:6チームが各20半荘。上位4チームが次に進む
  • ファイナルシリーズ:4チームで16半荘。ここで優勝が決まる

 ポイントは、次のステージに持ち越すたびに半分に圧縮されること。レギュラーシーズンで積み上げたスコアはセミファイナルへ1/2、セミファイナル終了時点の合計はファイナルへさらに1/2。ということは、レギュラーシーズンで稼いだ分は、ファイナルが始まるころには1/4しか残っていないわけです。

 実際の数字で見ると、そのすごさが分かります。前季のEX風林火山はレギュラーシーズンを697.3ポイントの1位で通過しました。ところがファイナル開始時点での持ち越しは、223.3ポイント。一方でファイナルは、たった1半荘で100ポイント超のトップが飛び出すこともある世界です。長い予選での貯金は、短期決戦であっさり溶けてしまうんですね。

 その結果どうなっているかというと——レギュラーシーズンを1位で通過したチームが優勝したのは、8シーズンで2回だけ。しかもその2回は、直近3シーズンのうちに集まっています。ちなみに前季はレギュラーシーズンの上位3チームが7.6ポイント差にひしめきました。120半荘も戦って、この僅差なんです。

歴代8シーズンの「答え合わせ」を並べてみる

 では実際、これまでどのチームが勝ってきたのでしょうか。優勝チームと、そのチームがレギュラーシーズンを何位で通過したか、そして前のシーズンを何位で終えていたかを並べてみます。

シーズン優勝チームレギュラーシーズン順位前シーズンの最終順位
2018-19赤坂ドリブンズ4位/7チーム-(初年度)
2019-20U-NEXT Pirates6位/8チーム5位/7チーム
2020-21EX風林火山4位/8チーム8位/8チーム(最下位)
2021-22KADOKAWAサクラナイツ6位/8チーム2位/8チーム
2022-23渋谷ABEMAS3位/8チーム3位/8チーム
2023-24U-NEXT Pirates1位/9チーム5位/8チーム
2024-25セガサミーフェニックス3位/9チーム9位/9チーム(最下位)
2025-26EX風林火山1位/10チーム8位/9チーム

 この表から読み取れることが、3つあります。

 ひとつめ。さっきも触れた連覇ゼロ。8シーズンで優勝したのは6チームで、2度勝ったのはU-NEXT PiratesとEX風林火山だけ。しかもPiratesは4シーズンぶり、風林火山は5シーズンぶりの2度目でした。

 ふたつめ。優勝チームの「前シーズンの順位」は、2位から最下位までバラバラだということ。上位でも下位でも勝てるし、上位でも下位でも勝てない。前の年の順位から翌年の王者を絞り込むのは、どうやら無理そうです。

 みっつめ。それでも目を引くのが、直近2シーズンの優勝チームが、どちらも前年を下から2番目以内で終えていたこと。2024-25のセガサミーフェニックスは前年最下位、2025-26のEX風林火山は前年9チーム中8位からの戴冠でした。まだ2例なので「法則」と呼ぶには早すぎますが、頭の片隅には置いておきたい事実です。

 もうひとつ、表の外側の話を。10チームのうち4チームは、まだ一度も優勝していません。 KONAMI麻雀格闘倶楽部、TEAM RAIDEN/雷電、BEAST X、そして参入2年目のEARTH JETS。このうち格闘倶楽部はファイナル進出4回、雷電は3回を数えていて、決して「勝てないチーム」ではないんです。ただ最後の一段だけが遠い。8シーズンで6チームが優勝してきたということは、まだ誰も見ていない「初優勝」の景色が、あと4つ残っているということでもあります。

答えが出るのは、いつ?

 開幕戦は2026年9月14日(月)19時から。カードはEARTH JETS・KONAMI麻雀格闘倶楽部・渋谷ABEMAS・U-NEXT Piratesの4チームです。

 そこからレギュラーシーズンが2027年3月2日(火)まで続き、上位6チームでセミファイナル、上位4チームでファイナル。優勝チームが確定するのは、2027年5月ごろの見込みです(前のシーズンは2026年5月15日に全日程が終了し、5月18日にMリーグ機構から優勝の発表がありました)。

 判定は、その全日程終了後に発表されるファイナルシリーズ1位のチームで行います。レギュラーシーズン1位(賞金300万円が出ますが優勝ではありません)や、シーズンMVPなどの個人賞は判定の対象にしません。

 そしてこの予言テストの締切は、2026年9月13日(日)23:59。開幕の前日です。1半荘も始まっていない、まっさらな状態で決めていただきます。

11の選択肢、どこに賭ける?

 選択肢は10チーム+「その他」の11択。母集団はきれいに閉じているので、絞り込むというより「どの角度から選ぶか」の勝負です。ここでは印象ではなく、次の3つの軸で機械的に4チームを取り上げます。軸A=前年王者(該当1チーム)/軸B=未優勝チームのうちファイナル進出が最も多いチーム(該当1チーム)/軸C=前年を下位半分で終え、かつオフに選手を入れ替えたチーム(該当2チーム)。軸に当てはまらなかったチームも、そのあとにまとめて触れます。

 ①EX風林火山(軸A:連覇に挑む前年王者)
 レギュラーシーズンとセミファイナルをどちらも1位で通過し、そのままファイナルも制した完全優勝チーム。選手構成も監督も据え置きで、リーグ史上初の連覇に挑みます。

 ②KONAMI麻雀格闘倶楽部(軸B:未優勝チームで最多のファイナル進出4回)
 うち2回が2位で、まだ頂点だけがありません。前季も2位。滝沢和典選手が選手兼任監督としてチームを引っ張り、こちらも構成据え置きで臨みます。

 ⑨KADOKAWAサクラナイツ(軸C:前年下位+オフの入れ替え)
 前季は9位。オフに渋川難波選手が退団し、尻無濱航選手が加わりました。前年を下位で終えたチームが翌シーズン優勝する形は、直近2シーズンで2回起きています。

 ⑧U-NEXT Pirates(軸C:前年下位+オフの入れ替え)
 前季は8位。参戦初年度から在籍した小林剛選手が退団し、代わりに5シーズンぶりの復帰となる朝倉康心選手が加入しました。優勝2回はリーグ最多タイで、地力は十分です。

 もちろん、ほかの選択肢にも見どころはたっぷりあります。③TEAM RAIDEN/雷電は前季3位で、未優勝チームでは軸Bの次点にあたるファイナル進出3回。前季のセミファイナルは6チーム唯一のマイナス持ち越しからのスタートでしたが、20半荘のスコアだけなら6チーム最高の+259.2ポイントを叩き出して4位に滑り込みました。④BEAST Xは前季が初のファイナル進出で、シーズンMVPに輝いた下石戟選手を擁します。⑤セガサミーフェニックスは2024-25の王者で、オフに佐野ひなこ選手が加入。⑩EARTH JETSは参入2年目、開幕戦の卓にも座ります。

 そして⑦渋谷ABEMAS。実はいま、少し特殊な立場にいます。Mリーグには「同じ選手構成のまま2シーズン続けてセミファイナルに進めなかったチームは、翌シーズンに向けて最低1名を入れ替える」という規定があり、今季セミファイナルを逃すとABEMASとEARTH JETSがその対象になるんです。崖っぷちの底力、あるかもしれません。

まとめ:この11択は、強い順に並んでいない

 Mリーグは8シーズンで6チームが優勝し、連覇はまだゼロ。ポイントは次のステージに進むたび半分になり、レギュラーシーズン1位の優勝は8回中2回しかありません。歴代の王者は、前の年を2位で終えたチームもいれば、最下位で終えたチームもいました。

 だからこの11の選択肢は、強い順に並んでいるわけではないんです。選択肢の並び順は前シーズンの最終順位ですが、それは「今季の強さ」とはたぶん別物。データを眺めて、推しの直感を混ぜて、5つまで選んでみてください。

 あなたに視えた2026-27シーズンの王者は、どのチームですか? 答え合わせは、来年の5月に。

 最後まで読んでいただきまして、ありがとうございましたー!


本文 4,843文字/推定読了時間 約8分

関連リンク

【公式サイト】

選択肢

【問題&選択肢】

【 5 つまで選択可能  /  2026.09.13 @ 23:59 〆切 】
【Q.02914】 9/14(月)に開幕する麻雀プロリーグ戦「M.LEAGUE」。2026-27シーズンの優勝チームは?

  • ①EX風林火山 (7%, 1 アンケート)
  • ②KONAMI麻雀格闘倶楽部 (13%, 2 アンケート)
  • ③TEAM RAIDEN/雷電 (7%, 1 アンケート)
  • ④BEAST X (7%, 1 アンケート)
  • ⑤セガサミーフェニックス (7%, 1 アンケート)
  • ⑥赤坂ドリブンズ (7%, 1 アンケート)
  • ⑦渋谷ABEMAS (7%, 1 アンケート)
  • ⑧U-NEXT Pirates (13%, 2 アンケート)
  • ⑨KADOKAWAサクラナイツ (13%, 2 アンケート)
  • ⑩EARTH JETS (7%, 1 アンケート)
  • ⑪その他 (13%, 2 アンケート)

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